植物の生育環境も調べて、水やりもキチンとしている。
なのに、うまく育たない。。というお声を聞くことがあります。
先日はお庭づくりを検討中で連絡をくださった方とお庭のアレコレを話し、
「適地に植えたリュウノヒゲがうまく育ちません」とのお悩みもうかがいました。
植物の手入れもされている方で、植物の植え替えなど、ご自身で工夫されてました。
|
おてあげです。。。 |
結論から言いますと、
目に見えていない土環境が原因の場合が多いのです。
降雨のあとに水がはけず、ひどい場合には何日も水溜りになる。
粘土質の地盤ではよくあることです。
対策としては、
・庭にある排水環境をコントロールする
・土の高低差をつけたり、花壇などの構造物で高くしてから植える
・土壌改良した客土部分をつくり、根が生長できる環境に植える
・湿った環境への耐性がある植物を選んで植える
楽しいワクワクのデザイン、地面から上だけではなく、
同時に土環境を整えることの大切さをこの頃は痛感しています。
目に見える地上の植物以上に土環境は重要です。
わかりにくい土環境ですが、
見積もり時には、確認をしてほしい。
客土や埋設物、土壌改良については費用面でも確認したり、
納得のいく選択してください。
工務店さんや建築の設計士さんからも
造園の金額がわかりづらいという声はいただきます。
動物も植物もふかっとした心地よい空間だと気分よくいられますよね^^
植物にとって、どんな環境が生育に適しているかを考える時、
ぜひ土にも注目してみてください。
専門の方に頼るのもアリ!です。
「草花は自分で植えるけれど、
庭の土台となる土や構造物、樹木は任せたい」という方は
一度、プロへ問い合わせてください。
まずはアドバイスだけでも欲しい!方は
有料となりますが、ぜひお問合せください。
お待ちしております^^
ミヤモリデザイン事務所
ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM