2017/07/28

庭に植えた草花と雑草を見分けるコツはありますか?

自分で植えた草花だと、
あとから生えた雑草を見分けるのは、簡単かもしれません。

見分けるコツはやはり、植物の葉の形状だと思います。
ギザギザしているのか、細長いのか、丸いのか、模様があるかどうか等。



















色んな葉の形がありますね〜









水やりの際に、植えた草花の葉を観察していると、
見慣れない侵入者(雑草)を発見しやすくなると思います。
(答えになっていない?少しずつ焦らずに!が大切です)

庭の手入れ(草取りや草花剪定)に慣れるまでには1〜2年程かかるかもしれませんが、怖がらずに向き合ってみてください(p_-)
分からない時は、
施工した職人さんやデザイナーに問い合わせるのもよいと思います。
写メやLINEは便利。

ひとりで悩むより、
相談するほうが気楽ですから(*^^*)
↓先日、他分野で実感済みなのですよ。はい。
制作途中のまま何年も放置していたアクセサリー
のパーツでしたが、自分で完成させることを諦め、
専門店のスタッフさんに助けてもらったら、
あっという間に完成!
分からないことは「ひとりで悩まずに人に頼る」こと
をおぼえました(^^)そして、気持ちもスッキリ☆



















雑草と呼ばれるものでも、コレ好き!と思えば
しばらく抜かずに楽しむのもいいですね。

ドクダミは匂いや繁殖力の強さから雑草扱いされますが、
その白い花が好き!という方もおられます。
ドクダミの葉は、ハート♡

















☆背丈があるものと繁殖力が強いもの、樹木の芽生え(実生)には気をつけましょう。
☆特に木化(初めは緑だった茎がだんだんと茶色く、木の幹のようになる)ものは、きっちりと抜いてください。根を張る力が強くて、20cm程の高さでも抜くのは大変です^^;
→因みに、不要な場所にモチノキ(常緑樹)、ナンテンの実生を見つけたら、ためらわずに抜くこと!!
→参考までに、私の場合が見つけたらすぐに抜く植物は、プリペット、カシ、ナンテン、場所によっては、ムラサキシキブ、サンショウ。

私の場合、
施工をさせていただいたお客さまへは、完成時の写真と手入れの参考資料を渡してます。
雑草と植えたものとの判別ができるようになってもらいたいから、です。

あまり雑草を放置すると、植えた草花が埋もれてしまいます。
ご注意を♪

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM

2017/07/26

水は正直

数日前、釘付けになってしまったテレビの深夜番組
あなたの知らないパリ〜潜入!驚異の地下迷宮〜」

昨年の夏、初めてパリを訪ねただけに興味シンシンの内容でした。
地上部の華やかな建物だけを見て、帰ってきたのが悔しい〜

地下に刻まれた都市の歴史(採石場、人骨!)
生活者を支える設備(下水道)にも目を向けていたら、
パリ市内の観光やガイドさんとのお喋りももっとはずんだだろうに。。

いや、なぜにそこまで地下に興味が?と言われると、
実は庭づくりでも目に見えない部分がとても大切だから。

そう、土の状態や水はけ。

日当りがよく、風通しも良い、栄養も与えているのに、
なぜが植物がうまく育たない、場合、
土や水はけに注意してみてください。

水は当然のことながら高いところから低いところへ流れます。
平坦で水はけが悪い場合、水が留まりよどみます。

水は正直なので、庭づくりで水はけ、排水を考えるのはとても重要。
地味だけど、肝心カナメ。
と、庭づくりの際には実感するので、今回のテレビ番組の水の扱いにはとても興味をひかれたわけです。。


そうそう、昨年の夏に撮った写真を紹介します(^^)
オペラ座ガルニエの模型。
舞台ウラや演出の為の仕掛けが面白くて撮りました。
オルセー美術館に展示されている、オペラ座ガルニエの模型
テレビ番組をみた後は最地下も気になる。。2016.8撮影

オペラ座ガルニエ
この地上部からは想像できないほどの地下空間があるんですね〜
































美しい建物とそれを支える地下空間。
何かを創りあげようとする人のエネルギーをおおいに感じる都市です。

MIYAMORI-DESIGN.COM

2017/07/25

初めての夏、庭木の水やりは朝晩しっかりと

朝から蝉の大合唱 🎶

庭木の水やり後は汗だくになりますね(^_^;)
いっそ一緒に水浴びしたら、気持ちいいだろうなあ〜














庭木を植えた最初の夏と翌年は朝晩しっかりと水やりをしてあげてください。

3年目になると、しっかり根がはっているでしょうから、
涼しい朝にたっぷりと水やりをすれば大丈夫。

水をあげるタイミングが分からない、という方は
目安となる植物を見つけておくとよいかも。

例えば、アジサイ。
水を欲しがりますので、葉がシナっとしていたら、
水やりのサインです。
アジサイはもちろんのこと、他の樹木なども水をあげてください。
どのくらい?という方は、
以前の記事「庭木の水やりの目安って?」をご覧下さい

夏の水やりはなかなか大変だけれども、植物は私たちを心身ともに潤してくれます。
植物の手入れ=自分自身のお手入れ(^^)であったりします。















2017/06/23

フェイジョアをシンボルツリーに〜フロントガーデンBefore&Afterのご紹介〜①

立派なオリーブが枯れてしまった(;_;)

新居を構えた時に植えたオリーブ。
7年が経過した頃、3M程に生長し、立派な姿だったそうです。

なのに、
「生活の変化に伴い、枯らしてしまった」と
お客さまは、後悔の表情で話してくださいました。

私も数年前に同じ経験をしました。
毎日の家事、そして育児に追われていた頃、
庭や外まわりの植物まで気が回らず、
枯らしてしまったことがあります。
ゴメンナサイ、と誤ったけれど、
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
私の場合、原因は水やり不足(職業柄、あってはならない事態で大反省)

お客さまのオリーブが枯れた原因はゾウムシでした。
オリーブの足元は下草が茂り、
幼虫がいるサインは分かりづらかったことと思います。
木クズを樹木の根元に見つけた場合は、要注意!
→テッポウムシ(カミキリムシ)も同様で、根元に木クズがでます。


「今の状態を変えたい!」とのお気持ちでご依頼をいただき、
ご要望をうかがいました。

・できるかぎり管理が楽なこと
・お子さま用の砂場を確保すること(砂場の使用は数年。後に植物を植える)
そして、
・植栽イメージは、大好きなオリーブ!

オリーブといえば、太陽、爽やかな風、青い空☆
※この写真はイメージ
















打合せを重ね、
樹木はフェイジョアに決定しました。
シンボルツリーに合わせて、
お客さまがお好きな斑入りの植物、
好みの色合いの花を選ばせていただきました。
なおかつ、
あまり手がかからず、緩やかな生長をする植物をご提案しました。

つづきは次回のブログ
フェイジョアをシンボルツリーに〜フロントガーデンBefore&Afterのご紹介〜②
で紹介いたします。

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM

2017/06/17

自前で花束が作れるって、なんか幸せ

やっとブログ更新(*^^*)

今週の火曜、
お客さまから嬉しいお便りをいただきました!(≧▽≦)
ありがとうございました。

その中で印象的だった言葉をそのまま!
今回のタイトルにさせてもらっています。
生きた言葉は心に響く☆

いただいたお写真はコチラ
シモツケ(花:ピンク)、ラベンダー’グロッソ’、
コンパクトガウラ’イノセントフェアリー’



































今週の月曜がお子さまの「花の日礼拝」だったそうで、
ご自宅の庭の植物で花束をつくり持って行きました、とのこと。

こちらのお庭は竣工して2年と3ヶ月になります。
ホームページには竣工後すぐの庭と一年後を掲載しております。
http://miyamori-design.com/seko/index.html

お引渡しをしてから
お客さまと庭とのお付合いがはじまり、
(人と植物たちとの)ほどよい関係を築き上げていく、というのが
本当の意味での庭づくり。
そうやって愛情をもって接してもらっている庭は
いきいきとしています。

永くつきあうお庭だからこそ、
お打合せはたっぷり時間をかけています。
好きなもの、
美しいと感じるものを人は見ていたいですから。

お客さまの声をしっかりと聞き、
思い描いておられる暮らしのイメージを掴んで、
庭というカタチにすることが
私の役割。

ご要望はすべて伺いますが、
それらを整理整頓し、カタチにおとしこむのが
デザイナーの仕事なので、
庭のご提案では
私の本音を図面やスケッチに描くことになります。

打合せでご提案し、しっかりと話し合えたからこそ、
お客さまとお庭のよい関係ができたのだ、
と今回のお便りで実感いたしました。

お便りありがとうございました(≧▽≦)

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM

2017/02/04

立春です^_^陽射しをあびながら公園で植物観察 

今年の立春は2月4日。

サクラの樹々にかこまれた公園にはいると、
はあ〜あたたかい^_^
紫外線はお肌にとって、怖いけれど、
今日の陽射しはほんとうに気持ちよかった。

10分くらい居るだけで!気持ちはもう春よ〜

どの植物がどんな場所でどんなふうに生きているか、
観察するのも私にとっては大切な時間。
手前はサクラ。2017年2月4日
陽射しをたっぷり浴びて喜んでいるようにみえる♡


















今日イチバン!公園で目立っていたのはこのピンクの花よ〜
サクラの足元で見事に咲いていたが、名前不明(/_;)
誰かが植えたのか?園芸店にありそうな花?と見当をつけ、
これから気にかけて調べていきます。
スイセンと並ぶこの時期の貴重な花。




















植物は本当に奥が深くて、尽きることがありません。

だからこそ、常にキョロキョロと見ております(*^^*)

虫眼鏡は持ち歩いていませんが、
ムーミン谷のお話にでてくるヘムレンさんみたいに
観察するのも至福の時です。
















植えたい植物を見かけた時は、
どんな場所で元気に育っているかをみると、参考になります。

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM


2017/02/02

もうすぐ節分☆冬空に映える鬼瓦がステキ☆

まだまだ寒い日が続きますね^_^
週末に体調を崩してしまい、気づけば2月!

年齢を重ねるごとに、季節や暦に敏感になるのは
私だけでしょうか。

昨日、初めて恵方巻きの予約をしてみました。

子供たちにとっても、初のイベント♡
「今年はどの方角なん?」と聞かれ、調べてみました。

今年の恵方は北北西、壬(みずのえ)だそうです。

因みに恵方とは歳徳神(とくとくじん)という
その年の福徳を司る神様がいらっしゃる方角のようです。

2月3日は北北西を向いて恵方巻きモグモグに
初挑戦!してみます(^^)

週末の夕方、少し散歩をしていたら、
何故か鬼瓦さんと目があい、撮ってしまいました。
静寂な冬の空に映えます。
2017.1.28撮影 石山寺の鬼瓦 よく見ると愛嬌がある鬼です


















節分の翌日、
2月4日は立春〜
厳しい寒さがつづくと、春の文字をみるだけで、
ワクワクしてきます。
(昔の人はもっと寒かった分、楽しみだっただろうな〜)

次回は、周りにある自然、植物の写真を紹介したいと思います。


ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM