2017/09/10

秋です!ニラの花が咲き始めました

朝晩が涼しくなり、気持ちよい季節になりました。
夏バテは大丈夫ですか?

この時期、周りの植物もお疲れのように見えますね。
地植えならなおさらでしょう。。

でも、
元気な植物を発見!
それはニラ。
ちょうど花が咲き始めています。
ニラはこぼれ種で増え、毎年可愛らしい花を咲かせます♡


















葉は野菜売り場でお馴染みですが、
こうしてみるとニラって可愛いですよね〜

ネットで調べると「ニラの花のてんぷら」みつけました。
しかも美味しそう〜(^o^)

ニラの群植、いつかやってみたい!と
この時期になるといつも思う。

ニラの白い花に誘われ、庭に出て、気になっていた植物の手入れを完了させました。

手入れの最後に水やりをすると心もリフレッシュ☆彡
休日にちょっと庭仕事をすると、いい運動にもなります。

草花用のハサミと小熊手。そして剪定バサミ
飛び出した枝や不要な草花をチョキチョキっとな。
思ったときに取り出せるようにしておけば、
ささっと気になる場所は手入れ完了です!

そうそう、
秋の注意点
それは、水やり!
秋は乾燥していますので、
晴天が続く時は水やりをお忘れなくヽ(=´▽`=)ノ
特に植物を植えた1年目の夏は要注意。

庭は施工後からが大切です。
少しずつでも気にかけることで、きっと応えてくれます♡

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM


2017/09/08

夏の旅☆報告:フィンランド②

フィンランドデザイン、とてもシンプルで合理的。

家具は日本でも人気ですよね。
日本人の観光客が多いのか、親日的なのか、
ヘルシンキ国際空港は「出口」の表記があってビックリ!
北欧家具の人気が影響しているのかな。

少し話がそれますが、影響、といえば、

1867年第2回パリ万国博覧会で日本の浮世絵などが出展され、
ヨーローッパは日本の影響を明らかに受けている、
と絵画を見ても分かります。

モネは着物の女性を描いたくらいです。

お互いに影響を受けていたことを知ると、
ますます興味深くなります。

本題に戻り、
フィンランド、北欧デザイン。家具を見てきました。
昨年、アカデミア書店のあるから移転したそうです。
この建物は以前は銀行、とのこと。
見ているだけでウキウキするわ〜






































どれもシンプルです。
そして美しいフォルム

自然光や照明の光は永く寒い冬がある国だからこそ必要。

今回は訪問できませんでした(;_;)が、
アルヴァ・アアルトの自邸を写真でみると、
自然光をいかに取り入れるか、
を感じずにはいられません。窓が大きい!

日本は夏の強い陽射しを柔らかくし、湿度調整もできる障子がある。
気候とデザインの関係は興味深い。

翌日は飛行機の窓から美しい景色を撮り、ハイテンション。
ほんと!沢山の湖、そして森がある〜

















フィンランドの森林率は世界第1位☆70%を超えてます。

(※森林率=国土面積に占める森林面積)

日本は第3位!70%を少しきっています。

「え〜〜第3位なのに、しかも滋賀に住んでいるのに、
私、森を身近には感じない」が正直な感想。

誰かの所有物である、という感覚が染み付いてるからかなあ?

森の散歩は本当に気持ちよくて、心も体もいきいきしてきます。

そんないきいきとした気持ちにしてくれる庭、
を提案していきたい!と再確認できたフィンランドの旅でした。

ドイツ、チェコへも訪問しましたので、
また書きます!

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM

2017/09/05

夏の旅☆報告:フィンランド①

お盆休みから2週間の旅にでておりました。

記憶にとどめておきたいシーンをご紹介いたします。
私目線でのお気に入り写真です(^o^)
映画「かもめ食堂」に登場した、ヌークシオ国立公園
ココはヘルシンキ市内から車で約1時間程。数時間の滞在でしたが、
強烈な印象。



















上図と同じ国立公園内。エリカ?と思ったけれど、調べると
ギョリュウモドキのようです。同じツツジ科なので似てます。
ブルーベリーも自生しており、土壌は酸性やなあ、心の中で独り言。
家族はそんな発言にはかまってくれません〜そりゃそうだ!





















??と思われることを承知でこの写真。
地面、土が気になり撮りました。






















ヌークシオ国立公園の澄んだ空気と美しい森、自生する植物。
旬を過ぎていましたが、ブルーベリーを見つけ、採って食べていました!
森はみんなの共同財産なので、ちょっと食べるくらいなら怒らたりしません
まるで、森の動物になった気分で散歩を楽しめます(^o^)
うちの子たち(7歳と9歳)は、この森でずっと過ごしたかった、そうです。
市内観光になると「もう疲れた〜」と頻繁に言ってました(*^^*)

心も体も深呼吸〜ほんとに気持ちのよい数時間でした。
私はここで泊まりたかったぞ〜

そうそう、きのこ狩りは今、この時期だそうです。
ムーミンのお話にもでてくるきのこ狩りしたかった。
ヘルシンキ大聖堂(↓の写真)の近くで見つけた可愛いアメ。
今年はフィンランド独立100周年!
いたるところでムーミンに出会えました♡


































旅気分を盛り上げてくれたフィンエア!ありがとう〜
機内デザインに高揚し、撮りましたよ。フィンランドの国旗ですね〜
そしてブルーの照明は到着間近になると、オーロラに!


















その土地の自然環境と歴史、そこから生まれた芸術、デザインを見つめる旅となりました。
次回はフィンランドデザインをUPします。

沢山の刺激を受け、リフレッシュしてきましたので、
お仕事に還元していきます!

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM

2017/08/02

フェイジョアをシンボルツリーに〜フロントガーデンBefore&Afterのご紹介〜②

先月の
「フェイジョアをシンボルツリーに〜フロントガーデンBefore&Afterのご紹介〜①」
の続きがおそくなりました(*^^*)

立派に育っていたオリーブが枯れたことと、
私生活の変化がきっかけでデザインのご依頼をいただきました。

TさまのフロントガーデンのBefore&Afterをご紹介いたします。

Beforeはコチラ
新緑の頃のオカメヅタの生長スピードは
とても早いので、手入れが大変だったそうです






















東向きでとても日当りがよいため、
下草のオカメヅタが繁茂し、
コルジリネが間延びした状態になっていました。


植栽計画の打合せでは、
なかなか手入れ時間をとれない
Tさまの生活に合う植物を第一に考え、
提案させていただきました。

生活に合う植物、
つまり、
生活スタイルに合う植物⬅長期的にとても重要です!point!

どうしてか?というと
手入れをするのはお客さまご自身ですから。
生活の負担になってはいけません。
繁茂しすぎる植物はNGです。

玄関ドアまでのアプローチが綺麗だと、
毎日通るのが楽しみになります。
出勤、お出かけ、帰宅、と毎日目にする場所だからこそ
お気に入りの空間にしたいものです。

具体的にどうしたかというと、

下草と枯れた樹木全てと、
可能な限り、地中に残る根も撤去し、
客土(新しい土)をいれ、土壌改良。

また、
お砂場を作りたい!との要望がありましたので、
ご購入いただいた既製品を設置した後、
Tさまの生活に馴染む植物を植えて完成。
既存レンガは再利用し、舗装に使いました。

永くカタチを保ってくれて、繁茂しすぎない植物!を念頭におき、
メインのフェイジョアに合う下草や潅木を選んでいます。

来年の新緑の頃は下草がフンワリと全体が馴染んでくれることでしょう。

After写真はコチラ
爽やかな雰囲気となるようにデザインしました。



































7月初旬、
フェイジョアの花が咲きました、
とのご報告とお写真をいただきました♡














慌ただしい日々の中、ほんの少しでも気分転換になるような
お気に入りの場所となれば嬉しいです☆

Tさま、ありがとうございました。

MIYAMORI-DESIGN.COM

2017/07/28

庭に植えた草花と雑草を見分けるコツはありますか?

自分で植えた草花だと、
あとから生えた雑草を見分けるのは、簡単かもしれません。

見分けるコツはやはり、植物の葉の形状だと思います。
ギザギザしているのか、細長いのか、丸いのか、模様があるかどうか等。



















色んな葉の形がありますね〜









水やりの際に、植えた草花の葉を観察していると、
見慣れない侵入者(雑草)を発見しやすくなると思います。
(答えになっていない?少しずつ焦らずに!が大切です)

庭の手入れ(草取りや草花剪定)に慣れるまでには1〜2年程かかるかもしれませんが、怖がらずに向き合ってみてください(p_-)
分からない時は、
施工した職人さんやデザイナーに問い合わせるのもよいと思います。
写メやLINEは便利。

ひとりで悩むより、
相談するほうが気楽ですから(*^^*)
↓先日、他分野で実感済みなのですよ。はい。
制作途中のまま何年も放置していたアクセサリー
のパーツでしたが、自分で完成させることを諦め、
専門店のスタッフさんに助けてもらったら、
あっという間に完成!
分からないことは「ひとりで悩まずに人に頼る」こと
をおぼえました(^^)そして、気持ちもスッキリ☆



















雑草と呼ばれるものでも、コレ好き!と思えば
しばらく抜かずに楽しむのもいいですね。

ドクダミは匂いや繁殖力の強さから雑草扱いされますが、
その白い花が好き!という方もおられます。
ドクダミの葉は、ハート♡

















☆背丈があるものと繁殖力が強いもの、樹木の芽生え(実生)には気をつけましょう。
☆特に木化(初めは緑だった茎がだんだんと茶色く、木の幹のようになる)ものは、きっちりと抜いてください。根を張る力が強くて、20cm程の高さでも抜くのは大変です^^;
→因みに、不要な場所にモチノキ(常緑樹)、ナンテンの実生を見つけたら、ためらわずに抜くこと!!
→参考までに、私の場合が見つけたらすぐに抜く植物は、プリペット、カシ、ナンテン、場所によっては、ムラサキシキブ、サンショウ。

私の場合、
施工をさせていただいたお客さまへは、完成時の写真と手入れの参考資料を渡してます。
雑草と植えたものとの判別ができるようになってもらいたいから、です。

あまり雑草を放置すると、植えた草花が埋もれてしまいます。
ご注意を♪

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM

2017/07/26

水は正直

数日前、釘付けになってしまったテレビの深夜番組
あなたの知らないパリ〜潜入!驚異の地下迷宮〜」

昨年の夏、初めてパリを訪ねただけに興味シンシンの内容でした。
地上部の華やかな建物だけを見て、帰ってきたのが悔しい〜

地下に刻まれた都市の歴史(採石場、人骨!)
生活者を支える設備(下水道)にも目を向けていたら、
パリ市内の観光やガイドさんとのお喋りももっとはずんだだろうに。。

いや、なぜにそこまで地下に興味が?と言われると、
実は庭づくりでも目に見えない部分がとても大切だから。

そう、土の状態や水はけ。

日当りがよく、風通しも良い、栄養も与えているのに、
なぜが植物がうまく育たない、場合、
土や水はけに注意してみてください。

水は当然のことながら高いところから低いところへ流れます。
平坦で水はけが悪い場合、水が留まりよどみます。

水は正直なので、庭づくりで水はけ、排水を考えるのはとても重要。
地味だけど、肝心カナメ。
と、庭づくりの際には実感するので、今回のテレビ番組の水の扱いにはとても興味をひかれたわけです。。


そうそう、昨年の夏に撮った写真を紹介します(^^)
オペラ座ガルニエの模型。
舞台ウラや演出の為の仕掛けが面白くて撮りました。
オルセー美術館に展示されている、オペラ座ガルニエの模型
テレビ番組をみた後は最地下も気になる。。2016.8撮影

オペラ座ガルニエ
この地上部からは想像できないほどの地下空間があるんですね〜
































美しい建物とそれを支える地下空間。
何かを創りあげようとする人のエネルギーをおおいに感じる都市です。

MIYAMORI-DESIGN.COM

2017/07/25

初めての夏、庭木の水やりは朝晩しっかりと

朝から蝉の大合唱 🎶

庭木の水やり後は汗だくになりますね(^_^;)
いっそ一緒に水浴びしたら、気持ちいいだろうなあ〜














庭木を植えた最初の夏と翌年は朝晩しっかりと水やりをしてあげてください。

3年目になると、しっかり根がはっているでしょうから、
涼しい朝にたっぷりと水やりをすれば大丈夫。

水をあげるタイミングが分からない、という方は
目安となる植物を見つけておくとよいかも。

例えば、アジサイ。
水を欲しがりますので、葉がシナっとしていたら、
水やりのサインです。
アジサイはもちろんのこと、他の樹木なども水をあげてください。
どのくらい?という方は、
以前の記事「庭木の水やりの目安って?」をご覧下さい

夏の水やりはなかなか大変だけれども、植物は私たちを心身ともに潤してくれます。
植物の手入れ=自分自身のお手入れ(^^)であったりします。