2019/10/17

落葉樹がメインの雑木の庭の紹介

↓は昨年の夏に完成し、
今年の5月と6月に撮影させていただいた写真です。









































落葉樹をメインにした雑木の庭は、秋になると少しずつ色づきはじめ、どこか懐かしくあたたかい気持ちにしてくれます♡

室内からの写真は↓ブログに掲載してます。
https://www.miyamori-design.com/2019/06/10/いがらしクリニック様のお庭の様子/

「心穏やかになれる、自然を暮らしのそばに」

庭の施工例は、ホームページもありますので是非ご覧ください。
(*˘︶˘*).。.:*♡

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM

庭のプチリフォーム:今ある庭をお気に入りの場所にしたい方へ

庭をもっとお気に入りの場所にしよう



施工後、4年が経過したお客様のお庭をプチリフォームしました。

完成して数年が経過し、
手入れの不安、疑問点、もっとこうしたい!がでてきたとのことでした。

プチリフォームでは
お客様と一緒に庭仕事をしながら植物のあれこれを話したり、
事前に提案したプラン内容にそって、
植物を追加したり、既存植物を移植したり、間引いたり、
少し剪定したりetc しました。

お客様の曰く、^^
草花を中心とした「庭の交通整理」


「自分ひとりではここまでの内容はできなかったと思います」
とご感想をいただきました。

依頼前はご自身で植物の手入れや追加をしようと思っていたそうです。

イメージスケッチと植物リスト、そして見積書をもって
打ち合わせしました。

イメージスケッチ↓




そして、After写真(6月中旬)↓
増えすぎた宿根草を間引いたり、常緑の下草を追加しました




プチリフォーム前(4月中旬)↓
まだ芽吹いてない落葉の植物もあり、足元が寂しい


庭は日々成長し、
住まい手の暮らしに馴染んでゆく空間。

なので、
施工後の不安や疑問、気になることをしっかりサポートいたします。

高さやボリューム、全体のバランスを確認し、
ご要望をうかがってからプラン提案いします。


今回は施工の依頼をされたお客様の庭ですが、
新規の方も
どうぞ気軽にお問い合わせください。

ホームページのお問い合わせをご利用ください^^

このような方へ
☆植物の手入れをどうしていいか分からない
☆庭の雰囲気を変えたい!
☆変えたいけれど、どこから手を付けていいかわからない
☆樹木が大きくなりすぎた
☆枯れているかどうかみてほしい
☆とにかく庭のことを誰かに相談したい!見に来てほしい!
☆好きな植物を植えていたら、全体のまとまりがなくて違和感がある
など

メリットは、
★庭への不安が解消され、自分でできる手入れが分かるようになる(特に草花)
★話すことで、好きな庭がどういうものか分かる
★庭についての相談ができる、という安心感をえられる
★どの植物が必要か分かるようになる
★庭の「交通整理」をして気持ちよい空間がうまれる
★どんな植物を植えるとよいか、庭の特徴が分かる


※プチリフォームや庭づくりだけでなく、
庭を拝見しながら、ご要望に合わせたアドバイスもしています。
¥5,000~/2時間


毎日、目にする玄関先や庭をお気に入りの場所にしたい!
と思っている方、悩んでいる方、お待ちしております^^

お問い合わせ(←Click)

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM

2019/10/16

目に見えない土の中:水と酸素

先週末の台風一過。
これ以上の被害がでないことをお祈り申し上げます。


施工させていただいたお庭の樹木は、この台風シーズン中はいつも気になります。

先日、お客様から
「台風の影響なくどの植物も元気です」とお知らせをいただき、ほっとしました。


気候風土をよんで、適したデザインを提案することを心がけています。

特に水の扱い、排水は重要。
水は植物にとって不可欠ですが、目に見えない土に含まれる水の動きと酸素、が大切です。















植物の調子がイマイチだな、と思う時は、土の状態も視野にいれるようにします。

目に見えない土を少し気にかけるだけで、植物が生き生きとしだします。

朝晩、冷え込むようなってきたので、そろそろ「寒肥のお知らせ」をお客様にだそうかと思っています。

因みに、寒肥は一番寒い時期で1月末〜2月初がおススメ。

ガーデンデザイナー 宮森有子

2019/07/19

「好きな庭をもちたい!」に応えたい

個人邸の庭の場合、

「好きな庭をもちたい!」というご依頼時の気持ちがスタート地点。

数年が経過して、

庭づくりをしてよかった、と思ってもらえると私はすごく嬉しい。

なので、
3年、5年、そして10年先の庭とお客様との関係も考えながら、デザインしています。















お客様からご依頼をいただき、デザインの打ち合わせから工事完了までというのは、庭という自然時間で考えると、ほんのわずかな期間です。その期間だけがよければいい、のではありません。
大切なのは、引き渡し後。

「庭の施工が完了した後、お客様に不安や心配をさせては意味がない」と強く思うようになりました。

これって当たり前のことなのですが、最近は特にそう思います。


自然ある暮らしを享受してもらうことが、庭づくり
















関わった庭は自分の子供のように常に気になります。

だから、うまく育っていると嬉しい。
お客様が愛情をもって育ててくださっていることは、庭をみるだけで伝わってきます♪

打ち合わせでは、どんな風に庭と関わり、どのくらいの手入れが必要か、かけられる時間や費用について聞くようにしています。

「お客様の中にある要望をいかに引き出して、庭づくりしていくか」
それがデザイナーの役割だと思っています。
で、+ α
美のエッセンスを加える。

そして、引き渡し後はお客様が庭を育て、自然を享受する。

「好きな庭をもちたい!」という方は気軽にお問い合わせください^^

時間もお金も使うのなら、お気に入りのものを一緒につくりましょう!

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM

2019/07/12

梅雨時期に、オレガノ・ケントビューティーの香りはいかが?

先日、
伸びっぱなしになっていたオレガノ・ケントビューティーを
切り戻しました
オレガノ・ケントビューティ

オレガノ・ケントビューティの花束♡







































ついつい調子にのって切っていたら、
大きな花束に!

数分間の作業中に、とってもいい香りがして、どんよりしていた脳みそも体もスッキリ〜

雨がやんで、曇り空にになった日のわずかな作業で、凹み気味だった心が修正されました。

天気と一緒に気分の揺れやすいこの時期はいい香りの植物にありがとう、と言います^^

友達にこの爽快感を届けたい!と思い、インスタにも投稿してみました。

「庭で花を摘んで飾る、ってとても素敵だね」と嬉しいコメントが届きました。
ありがとう!

そう、本当に贅沢なことだ、と素直に思いました。

と同時に頭の中でつぶやくのは、「この時期は雑草もすぐに伸びちゃうんだよ〜。。。」

油断していると、あっという間に雑草が!増え、大きく育つんです〜〜^^;

この草取りが気分転換になるか、ストレスになるかは、庭の面積とその時々の心の状態によります。はい。

因みに、

オレガノ・ケントビューティーは高温多湿が苦手。

なので、鉢植えの方が適している、と思います。
↑湿度の高い関西では日光のあたる、風通しのよい場所で。

もちろん、地植えもダイジョウブですが、蒸れないように注意してください。

周りにある植物の香り、湿度の高いこの時期ならでは、の私の楽しみのひとつです。

石山寺駅の街路樹では、
クチナシの優しく甘い香りが漂っています(^^)♫

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM

2019/06/26

これは雑草ですか?②〜好きな植物をそのまま楽しむ〜

昨日、お庭の施工後のアフターフォローについて書きました。

今回は、「雑草」と呼ばれる植物をそのまま楽しむ、
についてすこし書きます。
ハート型の葉が愛らしく、初夏の花も素敵です














↑のドクダミ
どうしてここに?という場所に繁茂したらとても困ります。
その場合は、全部抜きます。はい。

でも、
十把一絡げに根こそぎ雑草を抜くのではなく、
持ち主の好みにあうものはほんの少し残す、という選択もアリ。

その庭の味わい、そして持ち主の魅力になりますから。

粋だな〜と。

カタバミの花が可愛いから、
と雑草扱いせずに抜かずに楽しむお客様もおられます

写真:「野に咲く花」山と渓谷社 より






















先月、叔母の家では信楽焼の花器にドクダミが一輪、活けてあり、
「ドクダミの葉の形が好きやねん!」と申しておりました。

で、朝の家事のスキマ時間に、
私も真似してみた
ガラスに合わせたら
とっても涼しげ〜玄関が初夏モードに!
ちょっとテンションあがったわ♡





















カタバミやドクダミを一部残して楽しむお客様
そして、叔母の姿勢、

なんでもないものの中に美しさを見つけて愛でる、
という生き方は素敵。

何に美しさをみいだすか、その心が大切。

それは毎日を新鮮な心で楽しむ人の術なのかもしれません。

ガーデンデザイナー
宮森有子

MIYAMORI-DESIGN.COM

2019/06/25

これは雑草ですか?①アフターフォローのご案内

庭の施工後、しばらくすると
やはり雑草は、、でてます。

特にこの時期。雨上がりの後は勢いが凄まじい・・

樹木の足元に植えた草花が雑草と混ざると・・・
え?どれが雑草で、どれが植えたものなの?となることって、ありますよね。
6月頃に白い花が咲くドクダミ
地下茎でよく増え、雑草扱いされることが多いけれど、
そのまま抜かず花を楽しんだり、花器に活けても面白い




















施工をさせていただいたお庭の場合、
お写真で雑草かどうかをお伝えして、対応しています。

コツを掴めば、
翌年からはもう雑草との区別は完璧でしょう^^

庭の引き渡し後に、ちょっとした疑問や不安がでてきます、とお客様からうかがいました。

そこで、
ご依頼くださったお客様へ向けたアフターフォローのサービスをはじめました。

どんなことをしたの?という詳細内容は、ホームページのブログで紹介していますので、ご興味ある方はご覧ください。

なお、
新規の方へは、
現地にうかがい、アドバイスをいたします。(庭での作業や図面作成は別途)
5000円〜 / 2時間

まずは、気軽にお問い合わせください→コチラをクリック

ガーデンデザーナー
宮森有子

MIYAMORI-DESIGN.COM



































ハムステッド・ヒースを歩いた感想 2018年5月、



久しぶりのブログ更新^^
 自然ある暮らしが、やっぱり好き!:2018年5月のハムステッド・ヒース散策にて感じたこと 「人生の豊かさってなんだろう?」

















昨年の5月末に
憧れのハムステッド・ヒースを散策してきました。

↓の写真は散策中のものです。
朝は少し雨が降ったので、緑がしっとり。美しい。




どんなに都市化が進んでも、
というか。。都市化が進むほど、人は自然を求めて止まないのだなあ、と思うのです。

少しの空間でも、駐車場の小さなスペースでも「ああ、ホッとするなあ」と感じる場所は
私達の心をそ〜っとリセットしてくれます。

この地を舞台にした映画「ロンドン、人生はじめます」を観て、自然あるカッコいい暮らしに、共感しました。目指すはコレだ!と。

で、ホームページに書いたブログがコチラ↓
「自然ある暮らしが、やっぱり好き! 2018年5月ハムステッド・ヒース散策にて感じたこと「人生の豊かさってなんだろう?」
↑写真を多く載せてあります。
よかったらご覧ください(*˘︶˘*).。.:*♡

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM

2019/03/11

庭づくりの最初の計画について:あなたが庭に求めるモノ、庭でしたいコトは何ですか?

いろんな春の宝物を見つけてはワクワクする季節です☆
いかがお過ごしでしょうか^^
シモクレンとサクラ 優雅で好きです















この時期は、
何かを植えたくなったり、庭づくりを考えはじめる方もいらっしゃることと思います。

その第一歩で、お伝えしたいことを今回は書きます。

〜プロに任せる方もそうでない方にも共通すること〜

大切なのは
庭に何を求めているのか、を見つけるコトです。
つまり、
「あなたはどのような暮らしがしたいですか?」を意識してみる、というコトです。
(↑以前、ブログに書きましたので、よかった読んでください^^)


・手入れは少なく、香りや花を楽しみたい方
・屋外で光や風に吹かれ日々の疲れを癒やしたい方
・アウトドア気分で食事をしてみたい方
・草花の手入れそのものもを楽しみ、植物との暮らしをしたい方
・強い陽射しを柔らかな光に変えて室内を快適にしたい方
など

上記のように、庭の役割は人によって様々。

この地味に思えるスタート地点、大切です。
力を蓄え、どんどんイメージを膨らませましょう!











植物を早く植えたい!という気持ちにプラスして↓

植えた後にどう成長をして(=植物の性質を知る)
どんな庭のある暮らしをしたいのか(=「見る」がメインか、実用を重視かなど)

を庭づくりの最初の計画に入れてみてください。

そうすることで、
植物の種類やアイデアがより具体的になり、庭づくりにエンジンがかかります。

人に話すと、考えが整理されるので、友人、ご家族に話してみるのもいいですよ♪

意見の対立で、困ったら、、冷静に(*_*;
家族で意見が合わなくても、それは、それでいいのです!

互いの話を聞いて、すり合わせることで、プラン内容が具体化したり、アイデアがわいたりしますから。
















なかなかエンジンがかからない、とにかく意見を整理してなんとかしたい!という方は、プロに相談するのもアリ。

私、ガーデンデザイナーとしては、
お客様の「こんなことがしたい!」「それ、憧れの生活スタイル!」という眠っていた要望が打合せ中にでてくると、嬉しくなり、プランづくりが一層楽しくなります^^

最初からはっきりした要望があるお客様もおられますが、「ああ、そういえば!こういうことが好きだったわ」と、打合せ中に気づく方が多いです。

私の場合、
最初のご相談は無料で承っています。
※具体的なアドバイスは有料

初めてのご相談時には施工例を紹介し、デザイン費なども説明しています。

庭づくりに興味ある方は、ホームページも是非ご覧ください (^.^)/

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM

2019/02/24

心を鷲づかみする春の花〜スノードロップ〜球根

スノードロップが咲きました、と
お客さまからとっても嬉しい報告をいただきました。

昨年の秋に竣工したお庭に春がきた〜♡^^
2019.2.15 上品な純白の花が早春に咲きます
スノードロップ(球根)ヒガンバナ科 
原産はヨーロッパ西部「日陰をいかす庭づくり」別冊NHK趣味の園芸より


















玄関先でも春を感じてもらいたくて、シンボルツリーの落葉樹の足元にこっそり植えたものです。

他の植物がまだ活動していない2月の静かな庭に、咲いてます。

スノードロップの可憐な姿に(*^^*)、心を鷲掴みされます〜

スノードロップは、
カレル・チャペック 著、飯島周 訳の「園芸家の1年」という本にも、でてきます。

「春の使者」
「この白いかよわい小さな盃の美しさ」と表現されていて、

本当にそうだな、と思う。

カレル・チャペック(1890-1938)は北東ボヘミア(現在のチェコ)に生まれた作家さん。

国も時も超えて、春を待ち遠しくおもう人の心は同じなんですね〜
スノードロップの群生↑に感動(*˘︶˘*).。.:*♡
京都の北山駅降りてすぐにある府立植物園 2020年2月11日























球根は秋頃から園芸店などで出回りますので、気になる方はチェックしてみてください。

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM


2019/02/22

春を告げる植物:ミツマタ 2月

ここ数日、近所を散歩するたびに春を感じます

春を感じる植物、といえば
ミツマタの蕾


しおらしい佇まいが美しい☆
2019.2.21 石山寺駅周辺 ミツマタ 落葉低木
ジンチョウゲ科 ミツマタ属

















銀白色の綿毛に包まれた葉芽と花芽が
柔らかな光に反射してキラキラ輝いてます
「私、ここにおります」って感じで。

開花前のミツマタの姿
透明感があって、本当に素敵



私がこの植物にはじめて出会ったのは、
東京で働いていた頃の
個人邸のお庭リフォームに携わった時。

冷たく乾燥した朝の空気のなか、
庭で一番目立っていた。

1M位の高さで、葉張りは1M以上。
丸い銀白色の蕾が沢山ついて、芸術品のようでした。

ミツマタは、
3月頃に黄色の花が咲き、
ジンチョウゲと同じような葉が開いてきます。

今年は花も葉も写真撮れるように、観察してみようかな^^
あの時みた芸術品のように、立派な姿になってね〜
群生したミツマタを見に行きたい!















春のはじまりの、ウキウキ感
いいものです。

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM

2019/02/21

上賀茂神社 2月(アセビの花、シダレザクラ)

上賀茂神社の神様に呼ばれた気がして、行ってきました^^
遅ればせながらの、初詣♡気持ちが引き締まる! 2019.2.21

















学生時代、近くに暮らしていたので、
周囲の変化には驚いたのですが、

上賀茂神社は今も圧倒的な神々しさがあり、

安堵と感謝の気持ちがこみあげてきました。・゚・(ノ∀`)・゚・。

ザクザク、と歩をすすめ、深呼吸〜


この気持ちよさと
ほっとする感じは
庭空間に共通する。


シダレザクラの足元で、
ひとり、エアー花見(咲いてないので)^^

ぽかぽか春の陽射しにピンクの可愛い花の傘を想像〜
昨年の台風の影響か、折れた枝が痛々しかったけれど、
今も変わらない圧倒的な存在感に心震えた。素晴らしい。



















静かな植物たちのなか、
目をひいたのはアセビの花
まだ寒いこの時期の花と常緑の葉は貴重。
和洋どちらの庭にも合うので重宝します。

因みに漢字では馬酔木。
毒性があるので、小さなお子様は注意!
アセビ























澄んだ空気のなか、私なりの静かな初詣。

人目を気にせず、大木に両手をあて、会話。
とてもいい時間でした。

皆様にとって素晴らしい年となりますように。


MIYAMORI-DESIGN.C0M

庭木を植える時、5年後の姿を思い描いてみる

個人邸の庭づくりをする時、
5年後、10年後の植物の姿を思い描きます。
植栽計画図と施工例





















なぜかというと、
植えて3年もすると、手に負えないほど繁茂することもあるから。
丈夫で成長が早い、という植物は時に植える場所に気をつけましょう。


私の場合、庭の理想(生長イメージ)の姿をもとに、プランづくりします。

具体的には、
地植えの場合、
・植物の生育環境と成長の特性(高さや広がり、成長スピード等)
・手入れ(のしやすさ、とプロに任せる部分を考慮)
・植物全体のバランス(高さやボリューム)
を考えて組み合わせます。

そして、重要なのが
・お客さまの好みの色
・建物や庭空間とのバランス(高さ、ボリューム、色調など)


庭や外構の植物は植えたら完成、ではなく

お客さまの手に渡ってから完成へむかう、と考えます。

何年も先を考えるのは、植物が健康に育ってほしいから。

元気な植物の姿をみると、こちらも気分アップします(^o^)
気持ちがあがるってのは、大切です☆

そして、
家の掃除と同じように手入れをしていくと、心地よい庭へ近づきます。

それが、最初に思い描いた庭のイメージ(予想図)
困ったときは一緒に考えます^^ご相談ください














あなたが心地よいと感じる庭を思い描いて

プランづくりをしましょう!

季節の移ろいがより愛おしくなってきますよ〜

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM


2019/02/19

私の好きな庭:ウィリアム・モリスのレッドハウスの庭 イギリス2018.5

昨年の5月のこと、
初めてレッドハウス、
テキステタイルで有名なウィリアム・モリスの(新婚時期の)家を訪ねました。
















レッドハウスはもちろんのこと、想像以上によかったのは庭。

ベンチに座って庭を眺めていたはずなのに、あたたかい陽射しと木陰、鳥の鳴き声と心地よい風に吹かれていると、うたた寝をしてしまった〜

ちゃんと観察しよう!と思っていたのに、全身の力がぬけて、頭もぼんやり〜何も考えられない、考えたくない、という心?魂?の解放時間となってしまいました^^;

庭って、人と自然がつくりあげる楽園、と肌で感じました。

庭、といってもほんとうに様々な形態があるけれど、持ち主の心や思想が源になっている。常に持ち主の心の状態が表れますよ。
(ひゃ〜〜*^^*〜〜)
友人が撮ってくれた写真です





















↑めっちゃいい気分で散歩してる私。
昨年の5月、多忙を極めていた時期だっただけに、
天国のような空気感と色彩すべてが鮮明に脳裏に焼き付いてます。

今回訪れたレッドハウスの庭ですが、現在はナショナル・トラストが管理しています。
事前に予約すれば、ボランティアの方がとても丁寧に案内してくださいますよ^^

庭や自然の恵みは慌ただしい現代こそ求められているのではないかな?
なんて大きなことに思いを馳せた旅でした。

ガーデンデザイナー 宮森有子
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冬のシュウメイギクの姿も美しい

梅の花がちらほらと咲き、
心がちょっぴり春めいてきました。

ここのところ、植物の生命力、
生き延びる力に感動することが多くなりました^^

人はあーでもないこーでもないとグルグル悩んだり、
落ち込んだりしますが、
そんな渦中にいる時ほど、植物の姿にはっとします。

生き延びていこうとする姿
その姿こそが美しく
私達を癒やし、励ましてくれます。

まだまだ寒いこの時期、
シュウメイギクの姿に感動したので、upします☆
2019.2.13 シュウメイギクの種 ふわふわ綿毛は風にのる〜





















シュウメイギクは株がどんどん大きくなるので、地植えの場合は場所に気をつけましょう。

開花時期、風にそよぐ姿は優雅で和洋、どちらの雰囲気にも合います。

慌ただしい日々、
ちょっとしたスキマ時間に自然の姿へ目を向けるだけで
心がほんの少しほぐれます^^



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2019/02/06

冬の庭仕事:寒肥 2019

立春を迎え、気持ちも春めいてきた!

明後日からまた寒くなるらしいですが、日差しにウキウキします☆

冬の庭仕事、といえば、
寒肥(かんごえ)ですね!


植木屋さんなど、プロに依頼する場合、
肥料だけではなく、
土壌環境を整えることも考慮した寒肥をおこないます。
職人さんによるオリジナルブレンドなので、十人十色。
(まるで、カレーの香辛料ブレンドみたい^^)

職人さんの寒肥の様子は、
以前に紹介してます↓

寒肥を終え、春を迎える♪



今回は、ご自身で行う場合の、
ホームセンターで手に入る「寒肥」用の商品
2種類を書きます。

ステックタイプ(緑色の筒状φ3~4㌢、長さ40㌢)
※↑金額、確認しわすれた。。
※スティックをそのまま土にさして使用
(土の状態により、穴をあけるのに力が必要)

チップタイプで袋のもの
※5kg入/袋で1000円ちょっと。2〜3kg入りもアリ。
※説明では、高さ1M以上の樹木には1kgの使用目安。
※腐葉土や堆肥を混ぜてもよい、と書かれてます




































チップタイプもステックと同様、
結構な体力使います(*^^*)

最高気温が10℃を超えないこの時期の作業なので、
ご自身でされる方は、防寒対策をお忘れなく!

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