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2021/08/04

【お知らせ】小冊子「庭づくりはじめてガイド」の完成 & 新築に伴う造園工事の施工例追加

 8月7日は立秋だそうですが、まだまだ暑いですね。


はやく涼しくなってほしい(;´Д`)ですが、真夏の夕焼けとサルスベリの組み合わせはとても美しく大好きな風景。

だから、あともう少しこの暑さを味わおう♪


















鮮明なピンクのサルスベリの花を見ると、今までの夏の出来事が次々と思い出されます。楽しかったことも、悲しかったことも。。 


陽がでていない夕方の散歩は、ご近所のサルスベリと涼風、そしてパステルカラーの空に癒やされます。

 



さて、今回の本題。


ようやく、

  • 小冊子のリニューアル
  • ホームページの施工例の追加
が完了しましたので、お知らせいたします\(^o^)/
(※ホームページのブログでも紹介していますのでよかったらご覧ください)


 小冊子「庭づくりはじめてガイド〜思いどおりの庭をつくりたい方へ〜

  • 庭はほしいけれど、どう伝えていいのか分からない
  • 今ある庭をもっと自分好みにしたい
  • 建物との統一感のある外構や緑づくりに悩んでいる

など・・・

 

庭づくりや外構を自分好みにしたい!という最初の一歩を踏み出すための内容になっています。

 

小冊子「庭づくりはじめてガイド」表紙
小冊子「庭づくりはじめてガイド」P2

※小冊子をご希望の方は、ホームページのお問い合わせか電話にてお知らせください。

→現在は初回のご相談時にお渡ししております(2025.4.18)


ホームページには、施工例9を追加しました

「新築に伴う造園工事」→「施工例9」が新しく追加した内容です。

 

庭や外構のイメージづくりから施工完成に至るまでと、デザインのこだわりを詳しく紹介しています。造園についてよくわからない。。けれど、自分好みの外構や庭にこだわりたい方には、興味をもっていただける内容になりました。



小冊子、ホームページ共に

コピーライターの河本樹美さんに協力していただき、完成☆

 


庭づくりって楽しそう!

と感じてもらえる内容なので、ぜひご覧ください。

そして、一緒に思いどおりの庭づくりへの一歩を踏み出しましょう!


ものづくりは打ち合わせや準備期間もワクワクしながらが一番いいものができます。

気になる方は是非、お問い合わせください。



ガーデンデザイナー 宮森有子

MIYAMORI-DESIGN.COM


2020/06/02

「ガーデンデザイナーという職業、あるんですね。初めて知りました」

長い自粛生活が解除になり、少しずつ気持ちが軽くなってきたところで♪

素敵なイギリスの庭写真、アップします。
最高に美しく、気持ちよかったレッド・ハウスの庭
2018年5月、撮影 「また行きたい!」
テキスタイルで有名なウィリアム・モリスの新婚時の
住まいがレッド・ハウス。(ケント州ベクスリヒース)
以前にブログで紹介。よかったらご覧ください。
























我が家は2月末から子どもたちの休校だったので、仕事での外出以外はず〜っと一緒にステイホームしてました。

が、さすがに、大人時間を過ごしたくて、先日は久々にネイルサロンへ。
庭の仕事してるのに?と思われそうで今まで封印してましたが、
ストレスMAX(*_*;になった時や、そうなりそうな時の自分をいたわる貴重なひととき♡

園芸雑誌をもって、「このボタンの花色と同じネイルで」とお願いしました。
色ってとても豊富だから、ビジュアルで伝えるのが一番^^

ネイリストさんと話していて、

「ガーデンデザイナーという仕事の存在を初めて知りました!」と言われ、


一般的にはまだまだ知られていないことを実感した次第です。

立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花
最近、華やかな植物も好きなりました
















異業種の方と話すと、お互いの世界を知ることができて楽しい。

もうひとつ、会話で分かったのは、
女性で庭づくりの仕事=花好きでマメに庭の手入れをする人、だと思われるという事。

私は、園芸店でみかける一年草は、詳しくありません。

一年草って花の旬を過ぎると、日本の気候では次の年は花を見ることはできないんです。
私の印象は、毎シーズン植え替えて、花壇や鉢物に咲かせる華やかな植物、という感じ。

実際に、庭づくりの仕事では一年草は使わないです(私の場合)

じゃ、何を扱うの?というと、

庭づくりでは、
季節がめぐり花が咲き、冬は地上部が枯れ、春にはまた芽吹いて咲く=宿根草を使います。

植えっぱなしでもよい草花を、私は使います。

そして、
庭の骨格として樹木や石、フェンスやデッキ、ブロックなどを使います。
造園、という方が伝わりやすいかもしれません。















庭という器づくり、です。

庭のなかで遊ぶもよし、部屋からながめるもよし、敷地外の人からみてもらうもよし、
という理想を思い描き、仕事をしています。

ネイリストさんって、爪に色をのせるまでに、手指と爪のお手入れをじっくり丁寧にしてくださいます。とても地味で根気の要る重要な作業だな、といつも思います。
だけど、
そこでできた基礎がとても重要で、ネイルの仕上がりを大きく左右するんですよね。
いや、一見、華やか〜な職業と思いきや、やはりどの仕事も土台となる基礎づくりが最も地味で重要、と実感しました。

はい、もちろん!
ネイルの仕上がりには大満足でルンルン♪気分で帰宅しましたよ〜\(^o^)/

庭でいう基礎は、植物だと土、水はけ、という目に見えない部分です。

日当たりもよく、水もあげてるのに、なぜか植物の調子がイマイチ。。という場合は、土の状態、水はけにも注意してみてください。

困った時は、プロに相談されることをオススメします。
植物の種類がその場所に適しているかも、チェックしてみてください。

個々の得意なことを活かして、豊かで美しい生活を
(*˘︶˘*).。.:*♡

ガーデンデザイナー 宮森有子

心穏やかになれる、自然を暮らしのそばに
MIYAMORI-DESIGN.COM

2020/05/07

庭づくりは誰に?どこに相談したらいいのでしょうか?決め手は何?


庭のイメージスケッチ©miyamori design





















鳥のさえずり、心地よい風、木漏れ日をあびて一服する。
穏やかな気持ちになれるお気に入りの場所が庭。

いざ、つくりたい!となると、知り合いや口コミ、ネット検索が情報手段になることと思います。

造園会社、植木屋、左官屋、エクステリア会社、デザイン事務所、ホームセンター、園芸店などど。沢山ありすぎて、一体どこに何を相談するのがいいの?となることと思います。

私の経験上、どんな風に捉えているかというと、
  • 植物や鉢、土など豊富な材料、旬のものを扱う、園芸店やホームセンター
  • 植物や石、水などの自然物の扱いが得意なのは、植木屋さん
  • 切石、コンクリート製品、ブロックなどが得意なのは、左官屋さん
  • フェンスやカーポート屋根、門扉等のアルミ製品や照明は、エクステリア会社
  • 上記をすべて扱い、完成までの全てを担い、現場に応じた職人と監理を行う、造園会社
  • デザインと設計業務がメインで、現場に応じた施工者と監理を行う、デザイン事務所や会社

たくさんあります。
同業であっても、それぞれの特徴がありますので、施工例、人をみること!

電話や、メール問い合わせをして資料を取り寄せたり、直接会って、施工例をみせてもらい、話をしてみるのが一番いいです。きっと相性がわかると思います。

「どこの誰に依頼するか」はとても重要

なぜなら、庭づくりは既製品の組み合わせではないから。
同じ材料でも、仕上げ方、扱い方、細部の納まりで完成度が異なります。

【お気に入りの庭がほしい!という方へアドバイス】
基本は、あなたの話を聞き、受け止め、些細な疑問や質問にも丁寧に対応してくれるところに依頼するのがベスト、です。

あなたの話していることが伝わらない、理解してもらえない、違和感がある時は、打合せを無理に進めない方がいい。
双方の意思疎通ができて信頼関係があってこそ、いい庭、お気に入りの庭ができあがるのですから。

一緒につくりあげるんだ、という意識で打合せに望むのがベストです。
固く考えずに、コレは好きだけど、こういう感じは嫌い、というのを伝えるといいです。


ファーストプランが有料の場合は、

①まずは施工例をみましょう。
つくり手によって庭の雰囲気は多様です。
同じ図面であっても、誰が現場のデザイン監理をするか、どの植物をどんな風に選ぶかで仕上がりが変わってきます。例えば、同じ樹木であっても樹形、傾き、見せ方はつくり手が選び、植えるので、出来上がりに影響します。

庭が完成してからもメンテナンス等でお付き合いが続くことが多いので、

②次に大切なのは、
あなたに対応する窓口が誰であるのか、ということが大切になります。
例えるなら、あなた専属の美容師さんを誰にするのか、です。

最初の連絡→庭づくりの打合せや相談→施工期間中のスケジュール管理やデザイン監理の詳細確認を誰に、どの会社にしてもらいたいか、ということです。
デザイン内容はもちろんのこと、完成に至るまで信頼して任せようと思える人であるかを、初顔合わせの相談時に確認してください。

お客様との信頼関係があてこそ、つくり手であるデザイナーや設計者のチカラは発揮されます。
庭づくりの打合せの時は、遠慮せずに何でも話してみてくださいね!

次回は、
私が庭のデザインで大切にしていることを書こうと思います。

ぜひ、ご覧ください^^

ガーデンデザイナー 宮森有子

心穏やかになれる、自然を暮らしのそばに

2020/05/03

テレワークの画面+植物で、穏やかな印象と快適な環境づくりをする

在宅でお仕事される方が多くなってきました。

オンライン打合せなどで相手の顔を見ながら仕事する時、自宅の一室ですと、どんな画像が映し出されるのか気になりませんか?

先日、オンライン用に室内背景を映し出し、ビジュアル的に違和感ある箇所を片付け、セッティングしました。

ところが、
「整えたのはいいけど、何か物足りない!」印象でした。

で、
追加したアイテムは、ミニ観葉植物!
別の部屋に置いてた、ちびっこのパキラです↓
園芸店で母が購入したパキラ。
普段はリビングに置いて、冬も元気にしてます。






















背景にチラっと映るだけでも、柔らかく明るい雰囲気になりました。

園芸店やホームセンターでもいろんな種類をみかけますが、このパキラは冬も元気で優秀!母が好きで購入したものを、私が管理中。

観葉植物は温度管理や光管理が難しいものもありますが、この子は大丈夫(^^)

オンライン画面でいい仕事してくれるので、感謝の気持ちを込めて♡今日は外でシャワーと植え替えをしました。ありがとね〜♪

オンラインの背景画面でビジュアル的に何か物足りなさを感じる方には、観葉植物がオススメです。自分の気持ちもup!しますよ。















テレワークが可能になった今

・庭やベランダを植物のある快適な仕事環境にしてみたい方
・気分転換できる自分好みの場所がほしい方へ

デザイン提案をさせていただきますので、ぜひお問い合わせください。
快適な環境はお仕事にかかせません






















新しい治療薬が使用できるようになってきた、というニュースに少しほっとしています。

身体の健康と心のケアを大切にしていきましょう
(*˘︶˘*).。.:*♡

ガーデンデザイナー 宮森有子

心穏やかになれる、自然を暮らしのそばに
MIYAMORI-DESIGN.COM

2019/10/17

庭のプチリフォーム:今ある庭をお気に入りの場所にしたい方へ

庭をもっとお気に入りの場所にしよう



施工後、4年が経過したお客様のお庭をプチリフォームしました。

完成して数年が経過し、
手入れの不安、疑問点、もっとこうしたい!がでてきたとのことでした。

プチリフォームでは
お客様と一緒に庭仕事をしながら植物のあれこれを話したり、
事前に提案したプラン内容にそって、
植物を追加したり、既存植物を移植したり、間引いたり、
少し剪定したりetc しました。

お客様の曰く、^^
草花を中心とした「庭の交通整理」


「自分ひとりではここまでの内容はできなかったと思います」
とご感想をいただきました。

依頼前はご自身で植物の手入れや追加をしようと思っていたそうです。

イメージスケッチと植物リスト、そして見積書をもって
打ち合わせしました。

イメージスケッチ↓




そして、After写真(6月中旬)↓
増えすぎた宿根草を間引いたり、常緑の下草を追加しました




プチリフォーム前(4月中旬)↓
まだ芽吹いてない落葉の植物もあり、足元が寂しい


庭は日々成長し、
住まい手の暮らしに馴染んでゆく空間。

なので、
施工後の不安や疑問、気になることをしっかりサポートいたします。

高さやボリューム、全体のバランスを確認し、
ご要望をうかがってからプラン提案いします。


今回は施工の依頼をされたお客様の庭ですが、
新規の方も
どうぞ気軽にお問い合わせください。

ホームページのお問い合わせをご利用ください^^

このような方へ
☆植物の手入れをどうしていいか分からない
☆庭の雰囲気を変えたい!
☆変えたいけれど、どこから手を付けていいかわからない
☆樹木が大きくなりすぎた
☆枯れているかどうかみてほしい
☆とにかく庭のことを誰かに相談したい!見に来てほしい!
☆好きな植物を植えていたら、全体のまとまりがなくて違和感がある
など

メリットは、
★庭への不安が解消され、自分でできる手入れが分かるようになる(特に草花)
★話すことで、好きな庭がどういうものか分かる
★庭についての相談ができる、という安心感をえられる
★どの植物が必要か分かるようになる
★庭の「交通整理」をして気持ちよい空間がうまれる
★どんな植物を植えるとよいか、庭の特徴が分かる


※プチリフォームや庭づくりだけでなく、
庭を拝見しながら、ご要望に合わせたアドバイスもしています。
¥5,000~/2時間(2019.10.17現在)


毎日、目にする玄関先や庭をお気に入りの場所にしたい!
と思っている方、悩んでいる方、お待ちしております^^

お問い合わせ(←Click)

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM

2019/07/19

「好きな庭をもちたい!」に応えたい

個人邸の庭の場合、

「好きな庭をもちたい!」というご依頼時の気持ちがスタート地点。

数年が経過して、

庭づくりをしてよかった、と思ってもらえると私はすごく嬉しい。

なので、
3年、5年、そして10年先の庭とお客様との関係も考えながら、デザインしています。















お客様からご依頼をいただき、デザインの打ち合わせから工事完了までというのは、庭という自然時間で考えると、ほんのわずかな期間です。その期間だけがよければいい、のではありません。
大切なのは、引き渡し後。

「庭の施工が完了した後、お客様に不安や心配をさせては意味がない」と強く思うようになりました。

これって当たり前のことなのですが、最近は特にそう思います。


自然ある暮らしを享受してもらうことが、庭づくり
















関わった庭は自分の子供のように常に気になります。

だから、うまく育っていると嬉しい。
お客様が愛情をもって育ててくださっていることは、庭をみるだけで伝わってきます♪

打ち合わせでは、どんな風に庭と関わり、どのくらいの手入れが必要か、かけられる時間や費用について聞くようにしています。

「お客様の中にある要望をいかに引き出して、庭づくりしていくか」
それがデザイナーの役割だと思っています。
で、+ α
美のエッセンスを加える。

そして、引き渡し後はお客様が庭を育て、自然を享受する。

「好きな庭をもちたい!」という方は気軽にお問い合わせください^^

時間もお金も使うのなら、お気に入りのものを一緒につくりましょう!

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM

2019/03/11

庭づくりの最初の計画について:あなたが庭に求めるモノ、庭でしたいコトは何ですか?

いろんな春の宝物を見つけてはワクワクする季節です☆
いかがお過ごしでしょうか^^
シモクレンとサクラ 優雅で好きです















この時期は、
何かを植えたくなったり、庭づくりを考えはじめる方もいらっしゃることと思います。

その第一歩で、お伝えしたいことを今回は書きます。

〜プロに任せる方もそうでない方にも共通すること〜

大切なのは
庭に何を求めているのか、を見つけるコトです。
つまり、
「あなたはどのような暮らしがしたいですか?」を意識してみる、というコトです。
(↑以前、ブログに書きましたので、よかった読んでください^^)


・手入れは少なく、香りや花を楽しみたい方
・屋外で光や風に吹かれ日々の疲れを癒やしたい方
・アウトドア気分で食事をしてみたい方
・草花の手入れそのものもを楽しみ、植物との暮らしをしたい方
・強い陽射しを柔らかな光に変えて室内を快適にしたい方
など

上記のように、庭の役割は人によって様々。

この地味に思えるスタート地点、大切です。
力を蓄え、どんどんイメージを膨らませましょう!











植物を早く植えたい!という気持ちにプラスして↓

植えた後にどう成長をして(=植物の性質を知る)
どんな庭のある暮らしをしたいのか(=「見る」がメインか、実用を重視かなど)

を庭づくりの最初の計画に入れてみてください。

そうすることで、
植物の種類やアイデアがより具体的になり、庭づくりにエンジンがかかります。

人に話すと、考えが整理されるので、友人、ご家族に話してみるのもいいですよ♪

意見の対立で、困ったら、、冷静に(*_*;
家族で意見が合わなくても、それは、それでいいのです!

互いの話を聞いて、すり合わせることで、プラン内容が具体化したり、アイデアがわいたりしますから。
















なかなかエンジンがかからない、とにかく意見を整理してなんとかしたい!という方は、プロに相談するのもアリ。

私、ガーデンデザイナーとしては、
お客様の「こんなことがしたい!」「それ、憧れの生活スタイル!」という眠っていた要望が打合せ中にでてくると、嬉しくなり、プランづくりが一層楽しくなります^^

最初からはっきりした要望があるお客様もおられますが、「ああ、そういえば!こういうことが好きだったわ」と、打合せ中に気づく方が多いです。

私の場合、
最初のご相談は無料で承っています。
※具体的なアドバイスは有料

初めてのご相談時には施工例を紹介し、デザイン費なども説明しています。

庭づくりに興味ある方は、ホームページも是非ご覧ください (^.^)/

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM

2019/02/21

庭木を植える時、5年後の姿を思い描いてみる

個人邸の庭づくりをする時、
5年後、10年後の植物の姿を思い描きます。
植栽計画図と施工例





















なぜかというと、
植えて3年もすると、手に負えないほど繁茂することもあるから。
丈夫で成長が早い、という植物は時に植える場所に気をつけましょう。


私の場合、庭の理想(生長イメージ)の姿をもとに、プランづくりします。

具体的には、
地植えの場合、
・植物の生育環境と成長の特性(高さや広がり、成長スピード等)
・手入れ(のしやすさ、とプロに任せる部分を考慮)
・植物全体のバランス(高さやボリューム)
を考えて組み合わせます。

そして、重要なのが
・お客さまの好みの色
・建物や庭空間とのバランス(高さ、ボリューム、色調など)


庭や外構の植物は植えたら完成、ではなく

お客さまの手に渡ってから完成へむかう、と考えます。

何年も先を考えるのは、植物が健康に育ってほしいから。

元気な植物の姿をみると、こちらも気分アップします(^o^)
気持ちがあがるってのは、大切です☆

そして、
家の掃除と同じように手入れをしていくと、心地よい庭へ近づきます。

それが、最初に思い描いた庭のイメージ(予想図)
困ったときは一緒に考えます^^ご相談ください














あなたが心地よいと感じる庭を思い描いて

プランづくりをしましょう!

季節の移ろいがより愛おしくなってきますよ〜

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM


2018/03/01

門まわり、外まわりのデザインについて

ガーデンデザインの仕事って何?
新緑の季節が待ち遠しいですね〜












植物などの自然物を扱って心地よい空間をつくる仕事。

いろんな素材を使いますが、その目的はひとつ
人が心地よいと感じる自然ある空間をつくりだすこと。

そこに住まう人が、
家に帰った時にこんな風に感じたい、
休日はこんな風に過ごしたい、という気持ちに応えるために、
目の前にある問題を解決します(=デザイン)

・玄関ドアまでのわずかなスペースでも緑を感じたい方、
・駐車場は必要だけれど、門まわりに心落ち着く自然もほしい方
・現状にどこか満足できない方
・もっと自分好みの庭にしたい方
・メンテナンスが楽な庭づくりを目指したい方

ぜひ、ご相談ください。

庭や外まわりの悩みや問題を解決するお手伝いをいたします。

詳しくは⬇︎のホームページをご覧ください。

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM

2018/02/02

庭の楽しみ方:家族が集う冬の庭

お庭の楽しみ方は千差万別ですね☆

寒い冬でも!
ご家族でワイワイ話をするのもステキだな〜と思いました。
日照時間の少ないこの時期、
ほんとーに寒いけれど、
思い切って外で食べてお喋りしてお酒飲むのもアリ☆なんだ〜
とお客さまからのお写真を拝見して思いました。
心温まるお写真(≧▽≦)
ありがとうございました♡

















BBQコンロ(メーカー品)











大切に育てておられる既存のお庭には、
サクラの大木が♡
春を想像するだけでウキウキしてきます!

お写真から賑やかな声が聞こえてくるようで、
とっても幸せな気分になりました!

お写真、本当にありがとうございました。


庭のエクステリア
(フェンス、パラソル、テーブルセットetc)
のご相談も承ります。
・大きさや室内との組合せ、色合いが分からない方
・使用目的にあった選び方
・既製品でなく、デザインしてほしい方など

お問合せは、コチラ☆をClickしてください^_^
提案に関する料金など、ご不明な点も是非お問合せください。

※予め相談料はお伝えしますので、ご安心ください。

ガーデンデザインという仕事を通して、
皆さまのお役にたてることと楽しい時間の提案に努めてまいります。

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM

2018/02/01

何を植えたらいい?シンボルツリーを選ぶポイントは?

シンボルツリーを選ぶ時、何を基準に選びますか?


















・その樹木(花、葉、樹形、紅葉)が好きだから
・とにかく丈夫で手入れが必要ない樹木
・人にススメられたから(お任せした)、など

理由はさまざまですね。

私の場合、
シンボルツリーを選ぶ時に大切にするのは、主に以下の3項目

STEP1
・ お客さまの好みと生活スタイル
 (手入れに掛けられる時間や費用)

・ 樹形
 傘のように広がるタイプ(例:モミジ)
 垂直ラインが美しいタイプ(例:ヒメシャラ)
 こんもりボリュームのあるタイプ(例:モッコク、フェイジョア)
 個性あるタイプ(例:サルスベリ)

・ 庭と建物全体との相性
 例えば、
 重厚でクラシック、全体の色合いが落ち着いた建物ならば、葉色や枝ぶりも存在感のある常緑樹が合う
 軽やかなシンプルモダンな明るい雰囲気の建物ならば、爽やかな印象の落葉樹が似合う
 反対に、モダンな建物に存在感ある樹木を組み合わせて時の経過を感じさせる、など。

 
お客さまの好みや生活スタイルを反映させ、
それらの項目に当てはまる樹木をリストにあげます。

この段階はまだ決定ではなく、あくまで楽しみながらいくつかの候補を挙げる。

では次に何をするか、

STEP2
その土地の環境(光、水、土、風など)で育つかどうか
 具体的には、東西南北の方位、日照時間、土の状態(粘土質〜砂地=水のはけ具合)、通気性や湿度
という生育面からリスト見直し、絞り込んだり追加します。

ここでかなり絞り込みます。
この時点で「この樹が好き!植えたい!」という場合、
確認することは、
その樹木の生育環境。
日照面からいうと、
南向きなのか、北側の南向きなのか、
午前中だけ日の当たる東側なのか午後の西日がきつい場所なのかどうかを知ること。
そして、実際の日照時間も重要(南向きに適する樹種でも一日中建物の陰になっている場合がありますから、方位だけでは判断できないですから)
そこにさらに土、風がどうなのかという視点も加えます。

STEP3
(STEP1)の視点に戻り、お客さまと決めたイメージに合う樹木を決定。
この時点で2〜3種類に絞り込めるので、
お客さまにも確認します。

ここでも絞り込めない時もありますし、
また、決定したとしても候補は考えておくほうがよい。
最終決定は実際に樹木を見に行ってからでよいのです。

STEP4
実際に樹木を探す際、
樹の姿、高さ、健康状態を比較し、見極め、決定!

樹木が決定したら、
「新しい環境で〜元気に育ってね」と選んた樹木に声をかけて(^^)
お客さまのもとへ届くことになります。

いきなり、コレしかない!と樹木を選ぶこともありますが、
購入する時は冷静な分析をします。

健やかに生長してほしいからです。

因みに、私にとってのシンボルツリーとは
人生をそっと見守ってくれている頼もしい存在

辛い時も悲しいときも何も言わずに寄り添ってくれる存在


■自宅の庭木、何を植えたらいいかわからない方
■最近、樹木に元気がなくて不安だ、と思われている方
■植えたのはいいけれど、もう手に負えない(;_;)、という方、へ

このBlogが少しでもお役に立てれば嬉しいですヽ(=´▽`=)ノ

・庭木を選びたいのに、ひとりで悩んで辛くなってきた方は、

ミヤモリデザイン事務所(滋賀県大津市)へご連絡ください→☆
お待ちしております!

イキイキとした緑は私たちの心を元気にしてくれます♡ 

ガーデンデザイナー 宮森有子

2017/09/29

庭づくりをお考えの方へ「あなたはどのような暮らしがしたいですか?」

庭づくりを考える時、

あなたはどのような暮らしをしたいですか?

ということを意識してください。

例えば、
森林浴をしているような気分になれる暮らしがしたい、
草花を育てることが大好きで、庭の植物を室内に活けたりできる暮らしがしたい、
などを意識すると、具体的にどんな庭がよいのか知るヒントやアイデアになりますよ。

庭といっても、十人十色。
決まった型はありません。
庭、というと、日本庭園を想像するわ〜と、友人・知人に言われますが^^;
それは、ある時代の特定の人が必要とした庭だからね〜
いろいろあっていいんだよ、と話します。
こういう庭つくってる、と言うと、
「え?こういうのも庭なのね」と固定観念がハズレて、おお!という顔されます。
面白い。

私の施工例はホームページにありますので、よかったらご覧ください^^

↓はpixabay画像
BBQできる実用性のある屋外リビングのような庭


風に揺れる色とりどりの花が咲く、草原のような庭





























樹々に包まれ、まるで山荘にいるかのように感じる庭





お茶の時間や休日の朝に、森林浴してる気分になれる庭

























そして、庭づくりでもうひとつ!意識したいのは、

庭が完成した後のメンテナンスの費用、自分で手入れする時間があるのかどうかを知る、という事。
















癒やしや、楽しみのための庭だけど、手入れが大変でストレスに(T_T)。。
という話も時どきあります。

自分でできる手入れの範囲と、プロにお任せする範囲を分けて考えるのが一般的です。
日常の草取り、ちょっとした草花の剪定はできるけれど、
樹木の剪定、消毒、寒肥はプロに任せる、のが私のオススメです。














さて、話は最初に戻りますが、「どのように暮らしがしたいのですか?」について、
今回は、もう少し具体気な会話をいれて書きたいと思います。

ガーデンデザインのご相談やご依頼をいただいた時、個人邸のお客さまとは、庭以外の話をする時間がけっこう長くなったりします(^^)

ちょっと無駄な時間じゃない?と思われるかもしれませんが、庭とは関係のない話もすることが重要なので、私はこの時間が好きです。あえて、こうした無駄を共有することで、お客様のことを知り、双方の信頼関係が築けるようになり、具体的な庭の話もスムーズに進みます。

何気ないお客様の会話内容で、
「平日は多忙。だから、休日の朝は窓の外を眺めながらコーヒーを楽しみ、リラックスしたい」という場合、何を読み取るかというと、手入れが負担にならないこと!が庭づくりの第一条件と考えます。

そして、次の段階の打合せでは、もう少し具体的になります。

休日の朝に眺めたいのは、何なのか?を話します。
花、樹木、空、窓を額縁に見立てた風景がほしいのか等、じっくりとお話を聞いたり、私から質問したりしながらデザインをまとめていくのです。

「どうしたいのか、よく分かりません」という方でも、「どのような暮らしがしたいのか」という理想はあるはずです。

「よくわからない!」をクリアにするのがデザイナーの役割ですから、安心して無駄なお話もしてください^^埋もれたご要望を私が探します。

困った時、悩んだ時には気軽にご相談ください。

何をどう相談していいのかも分からない!デザイン料金もよくわからないし。。
という方は、ホームページをご覧ください☆

お客さまご自身が気持ちよい毎日をすごすことが、庭にも一番いいのです。

手入れの時間がない、日陰だから、狭い。。。などの理由で諦めないでくださいね♪

悩みがある場合は解決すればよいだけ。

悩みに気持ちと時間をとられるよりも、
「どのような暮らしをしたい?」に焦点をあてて、庭づくりの第一歩を私とはじめてみませんか?

ご連絡をお待ちしております(^o^)

ガーデンデザイナー 宮森有子

2017/09/17

「ほんとうの贅沢ってなんだろう?」ココ・シャネルさんの言葉に感動

「贅沢とは、居心地がよくなることです
そうでなければ、贅沢ではありません」

映画「ココ・シャネル」での言葉です

以前、観た映画なのですが、
しばらくたってから観ると、

映画にちりばめられた言葉の数々が心に響きました。

「贅沢」luxurious
ただ単にお金がある、ということではない。

私は、生活に余剰がある人の特別なお金の使い方、
と思っていました(*^^*)


自分にとって居心地のよい場所をつくること、
が贅沢なんですね。

心地よい人間関係を築く、というのもそうだと思います。
心地よいと感じる場所は記憶に残る。
その集積が庭なのかもしれない。
















庭でいえば、
それぞれの心地よさがある=住まい手にとっての心地よさは人それぞれ

心地よく、安心できる庭空間をつくること。
それが私の役割、と思っています。

あなたにとって心地よい、はどんな空間ですか?

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM

2017/09/14

庭のご相談やアドバイスについて

好きな草花や樹木を植えて楽しんではいたけれど、

数年が経過し。。

どうしたらいい?(T_T)






















  • 庭全体のまとまりがない
  • もう少しすっきりさせたい
  • 植物の扱いに困っている
  • 誰に相談していいかも分からない
  • 費用が心配で、相談や依頼する勇気がでない、という方へ

□ 現地を拝見し、具体的なアドバイスをいたします(有料)

□ 庭づくりをご検討の方は、初回相談は無料
 (施工事例、仕事内容、料金のご説明など)


楽しくお喋りしながら、悩みやお困りごとをいっしょに解決していきましょう。

まずはお問合せ下さい(^o^)
ご連絡をお待ちしております。

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM

2017/09/13

シンボルツリーを選ぶポイント。そして、決めるまでのステップ

あなたがシンボルツリーを選ぶ時、
何を基準に選びますか?


・その樹木(花、葉、樹形、紅葉)が好きだから
・とにかく丈夫で手入れが不要な樹木がいい
・人にススメられたから(お任せした)、など


理由はさまざまですね。

私の場合、
シンボルツリーを選ぶ時に大切にしているのは

STEP1
・ お客さまの好みと生活スタイル
 (手入れに掛けられる時間や費用)
・ 樹形(傘のように広がるタイプ、垂直ラインが美しいタイプ、
    こんもりボリュームのあるタイプ等)
・ 提案プランのお客様のイメージに合っているかどうか

の3項目

お客さまの好みや生活スタイルを反映させ、
それらの項目に当てはまる樹木をリストにあげます。

でもまだこの段階では決定はしません〜(*^^*)
モミジは傘のような樹形。
樹の下から見る葉は夜空の星みたい☆綺麗☆

















では次に何をするか、

STEP2
その土地の環境(光、水、土、風など)で育つかどうか
という生育面からリスト見直し、絞り込んだり追加します。

ここまででかなり絞り込み、

STEP3
(STEP1)の視点から最終リスト完成。
この時点でも絞りきれない時は、

STEP4
実際に樹木を探す際、
樹の姿、高さ、健康状態を比較し、見極め、決定!


樹木が決定したら、
「新しい環境で〜元気に育ってね」と選んた樹木に声をかけて(^^)
お客さまのもとへ届くことになります。


いきなり、コレしかない!と樹木を選ぶこともありますが、
購入する時は冷静な分析をします。


健やかに生長してほしいからです。


■自宅の庭木、何を植えたらいいかわからない方
■最近、樹木に元気がなくて不安。。な方
■植えたのはいいけれど、もう手に負えない(;_;)、という方、へ

このBlogが少しでもお役に立てれば嬉しいですヽ(=´▽`=)ノ

シンボルツリーを選びたいのに、ひとり悩んで辛くなってきた方は、ご連絡ください。

イキイキとした緑は私たちの心を元気にしてくれます。















仕事についての詳細はホームページをご覧下さい(^o^)↓

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM

2017/08/02

フェイジョアをシンボルツリーに〜フロントガーデンBefore&Afterのご紹介〜②

先月の
「フェイジョアをシンボルツリーに〜フロントガーデンBefore&Afterのご紹介〜①」
の続きがおそくなりました(*^^*)

立派に育っていたオリーブが枯れたことと、
私生活の変化がきっかけでデザインのご依頼をいただきました。

TさまのフロントガーデンのBefore&Afterをご紹介いたします。

Beforeはコチラ
新緑の頃のオカメヅタの生長スピードは
とても早いので、手入れが大変だったそうです






















東向きでとても日当りがよいため、
下草のオカメヅタが繁茂し、
コルジリネが間延びした状態になっていました。


植栽計画の打合せでは、
なかなか手入れ時間をとれない
Tさまの生活に合う植物を第一に考え、
提案させていただきました。

生活に合う植物、
つまり、
生活スタイルに合う植物⬅長期的にとても重要です!point!

どうしてか?というと
手入れをするのはお客さまご自身ですから。
生活の負担になってはいけません。
繁茂しすぎる植物はNGです。

玄関ドアまでのアプローチが綺麗だと、
毎日通るのが楽しみになります。
出勤、お出かけ、帰宅、と毎日目にする場所だからこそ
お気に入りの空間にしたいものです。

具体的にどうしたかというと、

下草と枯れた樹木全てと、
可能な限り、地中に残る根も撤去し、
客土(新しい土)をいれ、土壌改良。

また、
お砂場を作りたい!との要望がありましたので、
ご購入いただいた既製品を設置した後、
Tさまの生活に馴染む植物を植えて完成。
既存レンガは再利用し、舗装に使いました。

永くカタチを保ってくれて、繁茂しすぎない植物!を念頭におき、
メインのフェイジョアに合う下草や潅木を選んでいます。

来年の新緑の頃は下草がフンワリと全体が馴染んでくれることでしょう。

After写真はコチラ
爽やかな雰囲気となるようにデザインしました。



































7月初旬、
フェイジョアの花が咲きました、
とのご報告とお写真をいただきました♡














慌ただしい日々の中、ほんの少しでも気分転換になるような
お気に入りの場所となれば嬉しいです☆

Tさま、ありがとうございました。

MIYAMORI-DESIGN.COM

2017/06/17

自前で花束が作れるって、なんか幸せ

やっとブログ更新(*^^*)

今週の火曜、
お客さまから嬉しいお便りをいただきました!(≧▽≦)
ありがとうございました。

その中で印象的だった言葉をそのまま!
今回のタイトルにさせてもらっています。
生きた言葉は心に響く☆

いただいたお写真はコチラ
シモツケ(花:ピンク)、ラベンダー’グロッソ’、
コンパクトガウラ’イノセントフェアリー’



































今週の月曜がお子さまの「花の日礼拝」だったそうで、
ご自宅の庭の植物で花束をつくり持って行きました、とのこと。

こちらのお庭は竣工して2年と3ヶ月になります。
ホームページには竣工後すぐの庭と一年後を掲載しております。
http://miyamori-design.com/seko/index.html

お引渡しをしてから
お客さまと庭とのお付合いがはじまり、
(人と植物たちとの)ほどよい関係を築き上げていく、というのが
本当の意味での庭づくり。
そうやって愛情をもって接してもらっている庭は
いきいきとしています。

永くつきあうお庭だからこそ、
お打合せはたっぷり時間をかけています。
好きなもの、
美しいと感じるものを人は見ていたいですから。

お客さまの声をしっかりと聞き、
思い描いておられる暮らしのイメージを掴んで、
庭というカタチにすることが
私の役割。

ご要望はすべて伺いますが、
それらを整理整頓し、カタチにおとしこむのが
デザイナーの仕事なので、
庭のご提案では
私の本音を図面やスケッチに描くことになります。

打合せでご提案し、しっかりと話し合えたからこそ、
お客さまとお庭のよい関係ができたのだ、
と今回のお便りで実感いたしました。

お便りありがとうございました(≧▽≦)

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM

2017/01/29

庭のデザイン(庭づくり)をする時に考えることは何でしょう? ③: イメージづくりから実現へ 編

前回②では、
庭のデザイン(庭づくり)をする時に考えることとして、
「庭のイメージづくり」とイメージスケッチを紹介いたしました。

前々回の内容はコチラ
庭のデザインをする時、最初に考えることは何でしょう?植物選び?イメージづくり?それとも敷地の特徴(日当り、水はけ、風通しなど)?

庭イメージができあがれば、次は具体的なカタチを決めます。

ガーデンデザインの仕事では、
構造物の設計(素材、形、色)を細かく(ディテール)
決め、イメージやその土地環境に合う植物を計画します。


今回は実例をあげて、イメージを共有した後、実現させるまでの作業ポイントをご紹介いたします。

・平面図、立面図、詳細図など描きます。
・図面を描くことで、材料がどれくらい必要か、室内外からの眺めをつくるためにどんな植物をどのように植えたらよいか、を計画できます。


参考として、計画段階の図面と完成時の写真をご覧ください。

(写真上部)平図面と植物イメージ
(写真下部)完成した庭の写真
滋賀県大津市にある工務店さんのモデルガーデン
提案したときの図面の一部。
そして施工後の写真。























作業としては、自分自身で庭をつくる場合も同じです。

簡単でも構わないので、庭全体の平面図:縮尺1/50(どこに何をつくるか、どんな場所にするのか)と植物計画図:縮尺1/50~1/30(高さ、広がり、葉や花の色合い等)を考えてください。

実際に図面を書いたり、植物探しをはじめると、迷いが生じることが多いですが、最初につくったイメージに近い材料、カタチ、色合いを大切にしてください。

自分ひとりではなく、誰かと一緒に庭づくりをする際は、最初のイメージ、全体のイメージスケッチ、そして図面は、同じ目的を共有するうえでとても重要です。

お客さまとガーデンデザイナー、そして造園の職人さんとの仕事においても、同様です。
信頼できる職人さんと一緒に施工に臨みます。














同じ目的に向かって協力することで、施工がスムーズにすすみ、完成した庭はとても清々しい空気に包まれます。

仕事の場合、引き渡し後の庭は少しずつお客さまの雰囲気に馴染み、生長していきます。

まずは、イメージづくり、そして実現にむけてどうすればいいのかを図面に描く。
迷いながらも想像を膨らませる時間も、実現させる作業も楽しみながらすすめましょう。

困った時は、いつでもご相談ください!待ってます^^

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM

2017/01/28

美しい景観は先人達からの贈り物。そう気づくと、普段の景色も違って見える

学生の頃はいろんな映画を観ていました。

今はあまり観ることができないのですが、
NHK「ダウントン・アビー」という海外ドラマだけは、
数年前に出会い、観ています。

20世紀前半のイギリスの貴族社会をえがいたドラマ。

イギリスの田園地帯にある
「ダウントン・アビー」(大邸宅)が舞台。
イギリス、ハイクレア城がドラマのメインロケ地。
ここは今も貴族が暮らしておられるそうです。
どんな景観が広がっているのだろう?

















建物、調度品、衣裳、景色が美しく、
何より会話やコミュニケーションのとり方が独特で、
感動することもしばしば。

「ダウントン・アビー5」では、
時代の荒波により貴族社会も大きく変化します。

大邸宅の主、父と長女が
広大な領地をどう扱うのか思案し、会話する場面。

領地を開発して家をつくり利益をえる計画について、美しい領地を眺めながら父と長女が話す場面に感銘を受けたので紹介します。

ダウントン・アビーの主、父がこういいます。
開発はする。利益も追求するが、みんなが愛するこの美しい村は守る。間違っているか?」

長女「いいえ、間違っていないわ」

ドラマのセリフですが、心に響く言葉でした。

今、あたり前のように享受している目の前の景観は先人からの贈りものである、ということです。

私たちも次の世代に残す景観をつくっている、ということを忘れずにいたい。
















庭は個人のものですが、少し離れてみてみると、それは周りの方にとっての景観の一部。

景観の一部だということも意識して、
お客さまに喜んでいただける庭をつくりたい。

「あたり前のこと」に改めて気づかせてもらえるセリフでした。

毎日、何気なく見ている景色に先人達の気配を感じずにはいられません。

あなたが大切にしたい景色はなにですか?

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM


2017/01/24

庭のデザイン(庭づくり)をする時に考えることは何でしょう?②:イメージづくり編

前回、
庭のデザイン(庭づくり)の第一歩として、
「イメージづくり」をお伝えしました。
前回の記事はコチラ↓
庭のデザインをする時、最初に考えることは何でしょう?植物選び?イメージづくり?それとも敷地の特徴(日当り、水はけ、風通しなど)?

仕事では、
庭のご要望内容やお打合せ時の何気ない会話からイメージをつくります。

お客さまにイメージスケッチをみていただき、確認と共有をすると、一緒に庭づくりをしているんだ!という一体感があります。

スケッチをきっかけに、話が盛り上がり、好きな場所やお気に入りの風景など、思い出していただける時もあります。

そこからイメージを練り直したり、深めたりすることもあります。
この出発点を私はとても大切にしています。
お客さまにはイメージスケッチをみていただきながら、
説明することが多いです。


















これから庭づくりをお考えの方は、最初のイメージづくりを大切にしてみて下さい。
「明るい森が好き!」なら、こういった感じでしょうか。
写真や絵葉書もイメージづくりに役立ちます。
















いつも眺める庭、毎日通る玄関アプローチや駐車場も、イメージがあると植物や構造物を選ぶ時に統一感がうまれ、お気に入りの空間をつくることができます。

もし、イメージがバラバラであれば、好きの優先順位をつけてみましょう。
敷地全体を雑木林のようにしたいのか、リビングからの眺めだけは華やかな楽園のようにしたいのかなど、家族会議でも自問自答でもやりやすい方法でいいです。

それぞれの場所のイメージをしっかりとつくったら、それらをひとつの物語にまとめます。

道路から玄関までは明るい草原を歩き、リビングにたどり着くと、まるで明るく爽やかな森を思わせるような景色が広がる、といった感じ。

庭は、人それぞれの想いがつまっている空間なので、自分が好きと思える心地のよい場所にしてください。

そのためにも、イメージづくりは大切です。

次は、実現に向けてのステップにまいります^^

次回のブログ
庭のデザイン(庭づくり)をする時に考えることは何でしょう? ③: イメージづくりから実現へ 編


悩んだときは、お問合せください。
一緒に庭づくり、もいいものですよ!^^


ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM