2015/11/16

いろんな色!紅葉と秋の花(ホトトギス、シュウメイギク)

秋の楽しみに紅葉がありますね〜
葉が色んな色に染まり、
赤だけでなく、橙、黄、の色合いはまさに芸術です。

10月中旬の晴れた日、
秋の花、ホトトギス、シュウメイギクを撮りました。

今年は花が終わっても、そのまま放置してみます。
ふわふわの綿毛が楽しみ〜いいのが撮れたらup
いたします!





































秋の繊細な色合いの葉や花、ほんと自然って素晴らしい。

ガーデンデザイナー 宮森有子
ミヤモリデザイン事務所











2015/11/08

美しい庭は健康第一。光と風が通る気持ちよい庭づくりをしよう。

庭そうじや手入れの目的って何でしょうか。

一番は、健康な状態を保つことだと、私は思っています。

健康があっての美しさ。女性の顔と同じですね。












肌が健康でツヤツヤしていたら、それだけで美しい。

そう、適度な手入れがされている顔に似ています(^^)

庭も同じだと思うのです。
混み合った枝や不自然な枝を取り除くだけでも、植物の印象は随分変わりますよ。

印象が変わるだけでなく、風と光が通るので植物も気持ちよさそう〜

関西は関東に比べて、湿度が高いので風を通してやることが大切。

庭そうじをスムーズに行うためのポイントは、
動線(掃除用通路など)の確保

そうじ、手入れがしやすいと、植物の病気や害虫への対処も早くできて庭の健康=美しさにつながる!

室内に例えるなら、床にものがなくスイスイ掃除機をかけられるような感じ。
その状態なら、掃除自体は大変ではないし、清潔で健康的な美しい室内空間を保てます。

庭に光と風がはいると、爽やかで気持ちよくなり心身が研ぎ澄まされていきます。
まずはスムーズな動線の確保(高さと幅)を!
お試しください♪

ガーデンデザイナー 宮森有子
ミヤモリデザイン事務所



2015/11/02

京都国立博物館「琳派400年記念」オススメですよ

芸術の秋!らしく、
京都国立博物館「琳派 京 を彩る」をみてきました!!

お昼頃に入館して2時間程ゆっくりと見てきました。

俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一の
風神雷神図屏風が同時に展示されています。

三人の作品を同時にみるのはかなり面白い。
観ている人たちの批評が聞こえてきてまた面白い。

宗達さんの風神雷神は風がこちらに伝わり、
音までが聞こえてきそうな臨場感のある作品です。

風神雷神の他にもステキな画がありました。

「月に秋草図屏風」伝俵屋宗達筆
「蹴鞠布袋図」尾形光琳筆
「鹿下絵新古今和歌集巻断簡」本阿弥光悦筆・俵屋宗達画

何も描かれていない空白の部分はみていてほ〜っとしちゃいます。
間の取り方って、庭づくりの勉強になるんです。

今回は、観ているだけでウキウキ楽しく、
何がいいと思うのか?を自分なりに分析し、
同じ画を何度も何度も楽しんでしまいました。

色合い、構図、ディテール、、と分析することで多くを先人から学んでいます(*^^*)
で、あ〜シアワセ〜。
写真は旧 帝国京都博物館 本館
今回の展示は平成知新館
















満員でなかなか展示室は辿りつかないですが、
この日は快晴でしたから、旧帝國京都博物館本館や噴水をみてから、
落ち着いた気持ちで画を観ることができました。

心の休暇がとれたことに感謝。

ミヤモリデザイン事務所


庭木にやってくる小鳥:シジュウカラ

タイトル「シジュウカラ」
年齢のことではありません(^^)鳥の名前です。
「色と大きさでわかる野鳥観察図鑑」
監修:杉坂学 成美堂出版






















チッチッ(非繁殖期の地鳴きらしい)、と可愛らしい声のほうへ目をやると、
シジュウカラ(四十雀)が!
見たことのある方は多いと思います。
繁殖期はツーピーと澄んだ美しい鳴き声。
聞いたことある声ですよ〜

背は灰色、お腹は白地で光沢のある黒ネクタイが特徴。
ちょこちょこっと枝から枝へ移動する姿も可愛らしい!

樹木のある場所なら街でも出会えることでしょう。

この記事を書きながら、
たしかゴジュウカラもいたよな・・
「色と大きさでわかる野鳥観察図鑑」
監修:杉坂学 成美堂出版















漢字で五十雀。
(私は見たことがないかも。)

40〜とか、50〜と聞くと反応してしまう(*^^*)

掲載した本はとても見やすくて重宝しています。

10年以上前に購入しましたが、今は子どもの本棚に置いて、ときどき一緒にみています。

ミヤモリデザイン事務所

2015/10/28

庭そうじにあると便利な道具、熊手(くまで)

これからの庭そうじ!といえば、
落ち葉かきですね〜

コンクリートの上は普通のホウキが便利なのですが、

芝生や植栽のある土の上は熊手が活躍します。

ミニ熊手、とか、熊手(小)なら、65㎝程。
女性にも扱いやすいですから、オススメです。

写真はホームセンターで購入した竹製の熊手。
犬にイタズラされて歪みが。。


















落葉をガサ〜っとかき集めてくれるから気分爽快!
広いお庭の方は本格的な熊手(大)がよいです。

そして、「み」とか「てみ」とよばれる道具があれば、
チリトリのようにして使えて、作業が進みます。

以前のブログ、
ベランダ寄植え時(↓写真)に使っていたオレンジのものが、
「み」「てみ」です。
土を運んだり、草取りに使ったり、チリトリとしても使える、便利な道具です。
上はプラスチック製。色は緑等もありますよ。
昔は竹製だったようです。
















道具好き方であれば、お気に入りを探す時間も楽しいですね!
熊手もほんとうにいろいろあります。
道具は奥が深い。。

庭そうじを完璧にしよう!とは思わず、
できるところから少しずつしてみてください^_^

部屋の掃除よりも達成感がある。私だけか?。。

少しずつ、なが〜く続けられるのが人にも庭にもよい。

そのためには、手入れにかけられる時間や費用を考えて、庭づくりをするのがポイントです!














落葉って
パリっと踏むと、ふんわり〜と香るのがいい。
目を閉じると、まるで森林にいるような気分に☆

私が東京に住んでいた頃は、自然を求めて公園によく行きました。降り積もった落葉をパリパリ踏んで、疲れた脳みそをほぐしていました。

落葉で焼き芋できたらもう最高でしょうね〜
庭との美味しい関係も大好きです(^o^)

ガーデンデザイナー 宮森有子
ミヤモリデザイン事務所

2015/10/24

いろんな声を聞きながら庭づくり。子供の砂遊びから思うこと。

当たり前のことですが、
人は面白そうなところに参加したくなるのですね。
アイデアをだし話し合い、手を動かすと・・
何かがあらわれ、カタチを見せはじめる。

子供たちの砂遊びをみて思いました。
最初は別々だったけれど、いつのまにかいっしょに・・・
アイデアをだし、話し合いながら何かできてるようです。
人の行動観察には庭づくりのヒントがいっぱい。
 いろんな声を聞くと、よりよいものがうまれます。

お施主さまとの打合せにはじまり、最終案の図面ができたら、
次は現場。
職人さんの手によって庭がカタチをみせはじめます。

私は現場でデザイン監理という役をします。
お施主さまと共有した庭のイメージを職人さんに伝え、話し合い、
現場での細部のおさまりを調整します。

ただし、デザイナーの自我を押し付けるのではなく、
お施主さまの生活や使い勝手、美意識を考えてのこと。
職人さんはそのことを敏感に察知されています(*^^*)

いろんな声をちゃんと聞く、ということを心がけています。

イメージはぼんやりしていても、話すことで何かがみえてきますよ!

ミヤモリデザイン事務所


2015/10/21

庭木への水やり;秋の乾燥にはご注意を

ここのところお天気がよく、気持ちよい日が続いています。
日中は汗ばむほど。

植物を屋外で育てておられる方は、
秋の水やりをお忘れなく!

特に植えたばかり、という場合は要注意。
夏が終わっても、この乾燥時期はまだ水やりをしてください。

水やりや観察してると、樹木のなかには赤褐色になるものがあったりして、ん〜元気がないのかも、、と心配になるかもしれません。















同じ樹種でも場所や日当り具合によって色がちがったり、
樹種によって紅葉の色、落葉時期はさまざま。

枝がしなる状態ならちゃんと生きていますので、ご安心を。
枯れている場合は、枝がポキっと手で簡単におれます。
春の新芽がでているかどうかも、枯れているかどうかの判断になります。

ちょっと不安にさせられるのは、紅葉が赤褐色の樹木です。
アオダモは赤褐色になり、シックな落ち着いた色合い。
地域によって異なるかもしれませんが、モミジより紅葉時期や落葉時期が早いです。(ワタシ観察では)

因みに、クヌギ、ヤマコウバシは落葉樹なのに枯れ葉を枝につけたまま冬を越しちゃいます。
えっ!枯れている〜と焦りそう・・ですが、春に芽吹いてちゃんと入れ替わるのを確認してくださいね(^^)

秋、もしも花がしんなりとヘタっていたら、すぐに水やりを!

ああ、秋の定番のモミジ。紅葉が楽しみ〜
美しいもの、好きなものをそばにおきたい、という気持ちはいつの時代も同じですね^^

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM