2023/11/23

地植えの植物がうまく育たない(T _ T)のはなぜ?

 植物の生育環境も調べて、水やりもキチンとしている。

なのに、うまく育たない。。というお声を聞くことがあります。


先日はお庭づくりを検討中で連絡をくださった方とお庭のアレコレを話し、

「適地に植えたリュウノヒゲがうまく育ちません」とのお悩みもうかがいました。

植物の手入れもされている方で、植物の植え替えなど、ご自身で工夫されてました。


おてあげです〜
おてあげです。。。









結論から言いますと、

目に見えていない土環境が原因の場合が多いのです。


降雨のあとに水がはけず、ひどい場合には何日も水溜りになる。

粘土質の地盤ではよくあることです。


対策としては、

・庭にある排水環境をコントロールする

・土の高低差をつけたり、花壇などの構造物で高くしてから植える

・土壌改良した客土部分をつくり、根が生長できる環境に植える

・湿った環境への耐性がある植物を選んで植える


2021/08/19

カナメモチが突然枯れた!原因は害虫?対策は?

残暑お見舞申し上げます。 

連日の酷暑、大雨。被害は最小に何事もないことを願います。

Image by Couleur from Pixabay 
physalis:ホオズキ










今回は、枯れてしまったベニカナメモチについて書きます。

実家の母から葉の色が一部赤茶色になっている、、と相談されてからあっという間に枯れたベニカナメモチ。反省と今後の注意点をまとめます。


以前に同じように、一本だけ突然枯れたことがありました。原因はテッポウムシで、樹木の根本から5〜6センチくらいのところに木クズが多くみられ、もう少し上には成虫になったカミキリムシが巣立った穴(直径1センチ)がぽっかりとあいており、何箇所かみられました。

ベニカナメモチの足元は下草で覆われ、全くみえない状態であった。これが害虫の発見がおくれた原因。

  • 下草は風が通るように手入れをしておくこと。
  • もし樹木の足元に木くずを見つけたら、即行動。どこからでているのか探して駆除。
  • 木くずがどこから出ているのか、特定できたら薬剤注入か細い針金で害虫を撃退。(穴の奥まで地道にたどる)とっても地味な作業です。

暖かくなってきたら、樹木の足元はよく注意してください。

私の感覚では、梅雨明けから気温上昇してくる頃〜9月中旬が要注意時期です。


生け垣に隙間がでてしまったので、後継者(樹)を考えているところです。

ガマズミ・ティヌスが今の候補


枯れたベニカナメモチを無駄にしないためにも、日々学び少しでも元気な植物が育つ庭をめざします☆(´;ω;`)☆

少しの晴れ間にシジュウカラの声が♪

Image by Capri23auto from Pixabay 









人にも植物にも心地よい庭づくり

気になる方は、ぜひお問い合わせください^^


心穏やかになれる、自然を暮らしのそばに

MIYAMORI-DESIGN.COM

ガーデンデザイナー 宮森有子