2017/08/02

フェイジョアをシンボルツリーに〜フロントガーデンBefore&Afterのご紹介〜②

先月の
「フェイジョアをシンボルツリーに〜フロントガーデンBefore&Afterのご紹介〜①」
の続きがおそくなりました(*^^*)

立派に育っていたオリーブが枯れたことと、
私生活の変化がきっかけでデザインのご依頼をいただきました。

TさまのフロントガーデンのBefore&Afterをご紹介いたします。

Beforeはコチラ
新緑の頃のオカメヅタの生長スピードは
とても早いので、手入れが大変だったそうです






















東向きでとても日当りがよいため、
下草のオカメヅタが繁茂し、
コルジリネが間延びした状態になっていました。


植栽計画の打合せでは、
なかなか手入れ時間をとれない
Tさまの生活に合う植物を第一に考え、
提案させていただきました。

生活に合う植物、
つまり、
生活スタイルに合う植物⬅長期的にとても重要です!point!

どうしてか?というと
手入れをするのはお客さまご自身ですから。
生活の負担になってはいけません。
繁茂しすぎる植物はNGです。

玄関ドアまでのアプローチが綺麗だと、
毎日通るのが楽しみになります。
出勤、お出かけ、帰宅、と毎日目にする場所だからこそ
お気に入りの空間にしたいものです。

具体的にどうしたかというと、

下草と枯れた樹木全てと、
可能な限り、地中に残る根も撤去し、
客土(新しい土)をいれ、土壌改良。

また、
お砂場を作りたい!との要望がありましたので、
ご購入いただいた既製品を設置した後、
Tさまの生活に馴染む植物を植えて完成。
既存レンガは再利用し、舗装に使いました。

永くカタチを保ってくれて、繁茂しすぎない植物!を念頭におき、
メインのフェイジョアに合う下草や潅木を選んでいます。

来年の新緑の頃は下草がフンワリと全体が馴染んでくれることでしょう。

After写真はコチラ
爽やかな雰囲気となるようにデザインしました。



































7月初旬、
フェイジョアの花が咲きました、
とのご報告とお写真をいただきました♡














慌ただしい日々の中、ほんの少しでも気分転換になるような
お気に入りの場所となれば嬉しいです☆

Tさま、ありがとうございました。

MIYAMORI-DESIGN.COM

2017/07/28

庭に植えた草花と雑草を見分けるコツはありますか?

自分で植えた草花だと、
あとから生えた雑草を見分けるのは、簡単かもしれません。

見分けるコツはやはり、植物の葉の形状だと思います。
ギザギザしているのか、細長いのか、丸いのか、模様があるかどうか等。



















色んな葉の形がありますね〜









水やりの際に、植えた草花の葉を観察していると、
見慣れない侵入者(雑草)を発見しやすくなると思います。
(答えになっていない?少しずつ焦らずに!が大切です)

庭の手入れ(草取りや草花剪定)に慣れるまでには1〜2年程かかるかもしれませんが、怖がらずに向き合ってみてください(p_-)
分からない時は、
施工した職人さんやデザイナーに問い合わせるのもよいと思います。
写メやLINEは便利。

ひとりで悩むより、
相談するほうが気楽ですから(*^^*)
↓先日、他分野で実感済みなのですよ。はい。
制作途中のまま何年も放置していたアクセサリー
のパーツでしたが、自分で完成させることを諦め、
専門店のスタッフさんに助けてもらったら、
あっという間に完成!
分からないことは「ひとりで悩まずに人に頼る」こと
をおぼえました(^^)そして、気持ちもスッキリ☆



















雑草と呼ばれるものでも、コレ好き!と思えば
しばらく抜かずに楽しむのもいいですね。

ドクダミは匂いや繁殖力の強さから雑草扱いされますが、
その白い花が好き!という方もおられます。
ドクダミの葉は、ハート♡

















☆背丈があるものと繁殖力が強いもの、樹木の芽生え(実生)には気をつけましょう。
☆特に木化(初めは緑だった茎がだんだんと茶色く、木の幹のようになる)ものは、きっちりと抜いてください。根を張る力が強くて、20cm程の高さでも抜くのは大変です^^;
→因みに、不要な場所にモチノキ(常緑樹)、ナンテンの実生を見つけたら、ためらわずに抜くこと!!
→参考までに、私の場合が見つけたらすぐに抜く植物は、プリペット、カシ、ナンテン、場所によっては、ムラサキシキブ、サンショウ。

私の場合、
施工をさせていただいたお客さまへは、完成時の写真と手入れの参考資料を渡してます。
雑草と植えたものとの判別ができるようになってもらいたいから、です。

あまり雑草を放置すると、植えた草花が埋もれてしまいます。
ご注意を♪

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM