2019/10/16

目に見えない土の中:水と酸素

先週末の台風一過。
これ以上の被害がでないことをお祈り申し上げます。


施工させていただいたお庭の樹木は、この台風シーズン中はいつも気になります。

先日、お客様から
「台風の影響なくどの植物も元気です」とお知らせをいただき、ほっとしました。


気候風土をよんで、適したデザインを提案することを心がけています。

特に水の扱い、排水は重要。
水は植物にとって不可欠ですが、目に見えない土に含まれる水の動きと酸素、が大切です。















植物の調子がイマイチだな、と思う時は、土の状態も視野にいれるようにします。

目に見えない土を少し気にかけるだけで、植物が生き生きとしだします。

朝晩、冷え込むようなってきたので、そろそろ「寒肥のお知らせ」をお客様にだそうかと思っています。

因みに、寒肥は一番寒い時期で1月末〜2月初がおススメ。

ガーデンデザイナー 宮森有子

2019/07/19

「好きな庭をもちたい!」に応えたい

個人邸の庭の場合、

「好きな庭をもちたい!」というご依頼時の気持ちがスタート地点。

数年が経過して、

庭づくりをしてよかった、と思ってもらえると私はすごく嬉しい。

なので、
3年、5年、そして10年先の庭とお客様との関係も考えながら、デザインしています。















お客様からご依頼をいただき、デザインの打ち合わせから工事完了までというのは、庭という自然時間で考えると、ほんのわずかな期間です。その期間だけがよければいい、のではありません。
大切なのは、引き渡し後。

「庭の施工が完了した後、お客様に不安や心配をさせては意味がない」と強く思うようになりました。

これって当たり前のことなのですが、最近は特にそう思います。


自然ある暮らしを享受してもらうことが、庭づくり
















関わった庭は自分の子供のように常に気になります。

だから、うまく育っていると嬉しい。
お客様が愛情をもって育ててくださっていることは、庭をみるだけで伝わってきます♪

打ち合わせでは、どんな風に庭と関わり、どのくらいの手入れが必要か、かけられる時間や費用について聞くようにしています。

「お客様の中にある要望をいかに引き出して、庭づくりしていくか」
それがデザイナーの役割だと思っています。
で、+ α
美のエッセンスを加える。

そして、引き渡し後はお客様が庭を育て、自然を享受する。

「好きな庭をもちたい!」という方は気軽にお問い合わせください^^

時間もお金も使うのなら、お気に入りのものを一緒につくりましょう!

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM