2016/08/28

旅ノート① 20年ぶりにボートン・オン・ザ・ウォーターへ

人と自然がつくりあげる美しい風景
ボートン・オン・ザ・ウォーター


残暑お見舞い申し上げます。
仕事を休んでいた間、旅をしておりました。
何度かにわたり旅ノートとして紹介したいと思います。

この夏は、海外へ行く機会に恵まれたので、
庭に興味をもつきっかけとなった地を含め、
いくつかの都市を訪ねてきました。

ボートン・オン・ザ・ウォーター
イギリスのコッツウォルズ丘陵地にあります。



20年前と変わらぬ美しさでありますように...
と祈る気持ちで道中ドキドキ。

が、心配無用でした!
2016.8撮影





















やはり美しい。
あ〜よかった〜
なぜだか、ほっ〜と安心した(*^^*)
美しい風景に再会する安堵感ってありますよね〜

さらさらと流れる川、キラキラ光る水面、そして水鳥たち。
川岸に広がる芝生でゴロンと寝転がる人、
ベンチに腰掛けてお喋りしている人。
木もれ日につつまれた、とても贅沢な時間と空間。

これからもずっと、美しい風景であってほしい

















今回、とてもラッキーだったのは
川の掃除をするおじさんをお見かけしたこと。
手入れの大切さが身に沁みました。(やっぱり手入れですね!)

自然がうみだす美
人と自然がつくりあげる美
人がつくりあげた美

この地は、人と自然がつくりあげる美しい風景。
庭づくりもそうだよな。

20年前とほぼ同じ位置から撮影してみました \(^o^)/ 2016.8



















↑ 学生の時の思い出の旅写真〜ポケベル?の主流の時代よ☆ 1995.9
この写真記事
「私がガーデンデザイナーになったきっかけは友人との旅♡感謝」
もよかったらご覧下さい!


















学生の頃から心の奥で、チカチカと光っていた
ボートン・オン・ザ・ウォーターの風景。
その美しさの正体を
この夏、少〜し捉えたような気がしました。

旅ノート①を読んでくださりありがとうございます。
ボチボチですが、続きをUPしますので、時々のぞきにきてくださいね。

MIYAMORI-DESIGN.COM

2016/08/01

庭づくりに興味をもつキッカケになった地、イギリスへ行ってきます!

学生時代の旅で訪れた地、イギリスへ行ってきます。
大都市はロンドン、そして、のどかで美しいコッツウォルズ地方。

20年ぶりに、どう感じるだろうな。

今日から8月23日(火曜)までは
勝手ながら仕事はお休みさせていただきます。
ミヤモリデザイン事務所への連絡がございましたら、
ホームページのお問い合わせをご覧いただき、送信してください。


8月24日(水)からはまた頑張りますので、
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

休みの間、ブログへの写真アップは予定しています(*^^*)
イギリス以外にも訪れる地がありますので、
紹介できれば、と思っています。

暑さも本格的になってきましたので、
どうぞご自愛くださいませ。


2016/07/06

「限られたスペースですが、庭のデザインは可能ですか?」

「限られたスペースですが、庭のデザインは可能ですか?」
庭づくりのご依頼前のお問合せで、聞かれることがあります。

はい。可能です。
小型のヒペリカムが満開 2020.6.8撮影






















例えば、12.5㎡=5m×2.5mの面積
庭のテーマにもよりますが、
株立ちH2.0-2.5の樹木を3本を植えたりします。
その他に、灌木H1.0 程を数本いれ、草花を植えたり。

必要な動線があれば、石を敷いて歩きやすくします。

「庭」というとある程度の広さが必要、と思われがちなのですが、それよりも、限られたスペースにどれだけ住まい手(持ち主)の想いのようなものがあるか、ということの方が大切だと、私は思います。

そこには、住まい手の想いや自然との関わり方、といった生き方が凝縮されているな、といつも感じます。

打合わせでの何気ないお喋り、お客様の雰囲気、ご要望、そして、その場所だからこそ可能なデザインを心がけています。

「庭はその人そのもの。その人以上にはならない」と、私の師匠の言葉を時々思い出します。庭が完成してからは、手入れによってさらに住まい手の全てが映し出される。まるでその人を映し出す鏡みたいなものかもしれません^_^なんか怖いね。。

話が少しそれましたが^^;
つまり、庭づくりは面積とあまり関係がなく、ほしい!と思うのであれば、いつでも誰でもつくることができるのではないか、と私は思っています。

「レオン」という映画。
主人公のレオンがひと鉢の観葉植物を可愛がっていましたよね。
あの観葉植物が彼の心の拠り所=庭、です(私の解釈、ね)

「限られた場所だけど、庭がほしいな」と思っている方は、
お問合せください。

ホームページに、施工例 も掲載してますので、よかったら是非!

庭や自然ある暮らしを望む方に満足していただけるデザインを提案します。

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM

2016/07/05

アジサイの花が咲かない!剪定時期を間違えているかもしれません


以前も書きましたが、
花を楽しむ場合、
手入れ(剪定)の時期は覚えておきたいものです。


気軽に楽しめる植物、アジサイ。
剪定はいつ頃がよいと思いますか?


できれば、花が終わったらすぐに!剪定。
高さやボリュームのコントロールをしたい方は、
特に注意が必要。
花芽が形成される秋までに。
例外もありますが、基本は花後すぐ。


時期を逃した場合(/_;)
・枯れ枝、混み合った箇所のみカット
・動線をさえぎるような部分だけ剪定
というのもいいと思います。

蒸し暑くなってくる時期なので、
屋外の作業は体調管理をお忘れなく(*^^*)



他の植物も同じで、
花が咲かない...場合は、
まずはその植物の花芽がつく時期、
剪定の時期を確認してみてみよう〜

剪定時期は合っているのに、咲かない...(●`ε´●)場合、
・病害虫が原因であったり
・株がまだ小さすぎたり
・日光不足
が考えられます。

花を咲かせるのは子孫を残すため。
その体力と環境が整ってこそ、です。



植物の生長具合を観察し、
様子をみる(時々、気にかける)

ということが何よりも大切です。
それは↑見すぎでしょ!!^^;
身近な植物を観察するのも、なかなかいい時間です♡


















2016/07/02

アジサイ'スミダノハナビ'を通して、ご近所さまとのコニュニケーション

いよいよ7月。

梅雨時期に目を楽しませてくれたアジサイも終盤ですね。
毎年、我が家のアジサイはご近所に好評です。

建物角で、通りから手が届く場所に植えてあるので、
ご近所の方の目に触れる機会が多く、
楽しみにしてくださっています。

初めて綺麗に咲いた年、
私ひとり、切り花にして玄関に飾ったりしてました。
それがこの写真↓
以前もブログで紹介した「隅田の花火」
記事はコチラ↓



















次の年、「綺麗ね〜♡」(勿論、アジサイが!)
ご近所の方に声をかけていただき、

アジサイ「隅田の花火」をおすそ分け。
とても喜んでくださいました。

美しいものをみてその感動を分かち合えることって、
心温まります。

植物、自然のチカラってすごい。

そして、また次の年、
おすそ分けしましたら、
「挿し木してみます!」と。
緑を通して、コミュニケーションがうまれはじめました。

昔に比べれば快適で便利になったはずなのに、
家事に育児、仕事に、と忙しく慌ただしい毎日...
自分自身が自然の一部であることを忘れがちです。

だけれど、
暮らしのそばに自然があると、
体内時計が調整され、肩の力がぬけてほっとします。

きっと、太古から体内に刻んできた時計を
自分のなかに取り戻せるからでしょう。

そんなことをご近所とのちょっとしたやりとりから思いました。












最後に、
発根しました!と嬉しい声をいただきました。

↓その嬉しい声のブログはコチラ
アジサイの挿し木報告〜発根しました!と嬉しい声♡

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2016/07/01

ベランダで楽しめる多肉植物たち

梅雨に入り、蒸し暑い日が続きますね。

この暑さでもローメンテナンスで楽しめる植物!
それは多肉植物たちです。

昨年10月、
友人のベランダにある植物の植替えと
寄植えづくりをしました。
東向きで午前中は日当りがよいベランダ。
植替え&寄植えづくり 2015.10




















今年はこんな感じに!!

昨年↑写真の右列真ん中と同じ鉢がコレ!↑
モリモリに生長していますね〜ベランダの窓側に配置
してあり、室内からも眺められます。
雨があたらなくても、元気(^o^) (※屋外は軒下で)


昨年↑写真の右列の下と同じ鉢。
緑の球体が連なる植物、
グリーンネックレスSenecio rowleyanus
をみてもその成長ぶりがよく分かりますね。









































頻繁な水やりは必要ないので気負わずに楽しめますね。

大きくなった時はハサミでちょん、と切って、
土に蒔くか茎のあるものは挿すだけ。
生長してくれると、こちらも育て上手になったようで、
なんだか自信が湧いて、元気がもらえます。

風通しがよくて乾燥しやすいベランダで植物を育てたいけれど、
すぐに枯らしてしまうから...」
と諦めている方へ!
多肉植物はオススメです。

※掲載した植物たちは、
東向きベランダで午前中の日当りがよい場所にいます^_^

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2016/06/30

ガーデンデザイナーの仕事内容について

ガーデンデザイナーってどんな仕事をしているの?

庭づくりは、誰に相談する?














先日、お客さまとお喋りをしていて、
私の仕事内容を発信しなきゃな、と思いました。

そのお客さまは、
  • 「家は建てたけれど、庭をどうすればよいのか」
  • 「誰に頼めばよいのか」
分からなかったそうです。
「造園会社に頼むのも大げさな気がして.....」

園芸店やホームセンターへ行き、自分で思い描いた庭に、合いそうな植物を探して植えた、そうです。

「最初は楽しく手入れをしていました。しかし、植物の生長スピードが早すぎて、手入れがおいつかず、数年後には繁茂してしまい、いつしか、庭をみないようになった」とのこと(;_;)

しかし、家族がふえて生活スタイルが変化したので、これを機に庭をつくりたい!と思うようになり、私に問い合わせをしてくださいました。

お打合せでは、
  • 好きな風景
  • 旅先でのお写真
  • 服装
  • 趣味
  • 生活スタイル、など
植物以外の話がとても参考になります。

私の場合、
  • 生活スタイルを把握
  • 間取りを確認
  • 窓から何をみたいのか
  • 庭で何をしたいのか
  • お客様がワクワクできる特別な場所など
を会話から探しだしていきます。

毎日、庭を見るのはお客さまですから、
最初のイメージづくりが肝心です。

イメージにぴったりの庭なら、愛着がわいてきますし、部屋からの眺めを楽しむことができると思うんです。

美しいもの、好きなものは見ていたいですからね。

ガーデンデザイナーの仕事内容で、一番大切にしているのは
・お客様のご要望とまだ言語化されていない内なる要望をしっかりと把握すること
・その土地、環境、そして目の前のお客様に必要な庭のデザイン提案をすること

具体的には、
・初めての打合せでは、庭のイメージスケッチと大まかな金額を提案します(方向性を決定する重要な時間です)
・2回目打合せからは、より具体的なプラン(構造物や植物など)を提案し、最終段階では詳細図面と見積金額をお伝えしています。

打合せで掴んだイメージは、私が現場のデザイン監理をして、職人さんとも共有するのでブレません。ご相談から完成まで、全てのプロセスにデザイナーが関わるので、イメージを実現させることができます。

ホームページの業務内容では、より具体的な仕事内容を伝えています。
http://miyamori-design.com/work.html

・デザイン/設計
 イメージシート&ラフプラン、イメージスケッチ
 図面作成....
・デザイン監理
 構造物や植栽等、完成に至るまでのデザイン監理


ガーデンデザイナーの仕事、伝わりましたか^_^?
  • 家は建てたけれど、庭や外まわりはどうすればよい?
  • 誰に頼めばよいのかわからない....
  • 造園会社に頼むのも大げさな気がして....
  • 園芸店やホームセンターで購入し植えたけれど、全体のまとまりがない
  • まだ間取り段階だけれど、緑ある暮らしをしたい
  • 今ある庭を室内インテリアや生活スタイルに合うよう変えたい!
という方は、気軽にお問合せください。

一緒に庭づくりをしてお気に入りの場所を手に入れましょ♪

ガーデンデザイナー 宮森有子