2017/10/10

私の好きな庭の紹介:大徳寺龍源院の東滴壺 京都

三連休はいかがおすごしでしたか?

ご家族でお出かけされた方も多いことと思います。

私はプライベートで丸一日心身ともに完全燃焼(*^^*)。。

翌日は疲れすぎて、気持ちも苛立ち、どうしても穏やかにはなれませんでした。。

京都、大徳寺塔頭の龍源院にある庭
東滴壺
撮影は20年ほど前になります














こういう状態の時、窓の外から聞こえる鳥の声、そよ風、木の葉に癒やされます。

ぼんやり眺めていると、「疲れた時は休んでいいんだよ〜」って言われている気分になりますから不思議だなあ。

こういう時に、思い出すのが東滴壺という庭。

ほんとうに小さな庭なのですが、人生で大切な何かを語りかけてくれる、私にとっては大切な存在。

作庭は室町時代で、作者不明なのですが、時を超えて、こちらに訴えてくるものがあります。

私自身が落ち込んでいる時、苛立っている時、つまり心がざわめく時にふと思い出す、心の拠り所のような庭です。

時を超えて、支えてくれる存在がある、ということに感謝です(^人^)

庭といっても、時代や場所によってさまざま。
あなたはどんな場所や庭が好きですか?

今回は個人的な好みの庭を紹介いたしました。

いやあ、久しぶりに行ってこようかな。
私を呼んでるんじゃない?^^

ガーデンデザイナー 宮森有子

2017/10/07

秋の七草:クズの花レポート②

 前回、秋の花でクズのブログを書いたのですが、
写真がぼけてしまい、よく見えませんでした。
そこで、レポート②として再投稿です(*^^*)

因みに、10月現在
クズの花は見あたりません。

 どうしても気になる性格でして。キョロキョロ探していると!
運転中の赤信号で発見したのが、今回の写真です。
9/17撮影 綺麗な紫の花


















とっても綺麗な紫の花ですが、
遠目にはちょっとイマイチ。。。繁茂しすぎた感。葉も花も好きですが、植える、となると考えた方がよい植物です。(庭という視点から)
もさ〜っと茂っていますね。花も分かりづらい。


















クズから少し話が変わりますが、

私からのひと言
地植えの際、
花が可愛い!葉っぱが綺麗!という理由はとても大切ですが、
その植物がどのような生長をし特徴をもつのか、生育環境なども
知ってから植えることがとても大切、ということが分かります。

 お店で購入した時はとても可愛い植物だったのに、
地植えにしたら手に負えない成長スピードでどうしたらいいのか分からなくて困った(/_;)という声を聞くこともあります。

 庭の大きさ、植える場所によっても植物の選び方は異なります。
スラリとした垂直ラインが美しい樹木、傘のように広がる樹木などetc.
樹木の場合は、
将来的にどのようにしたいのか?をきちんと考えてから、植えるようにしてください☆

そうそう、
念願のくず餅(もちろん本葛で!)
うちの近くに和菓子屋さんがあることですし、この週末に食べに行きたいと思います(^o^)

ガーデンデザイナー 宮森有子

ホームページのリニューアル

先月からホームページのリニューアルをしています。
アドレスは今まで通りです。
MIYAMORI−DESIGN.COM


これからもどうぞよろしくお願いします(^^)

ガーデンデザイナー 宮森有子

2017/10/05

中秋の名月@石山寺

昨日は石山寺の秋月祭でした。
冴える空気に美しい月を眺めていると、
かぐや姫のような気分(´~`)月に引き寄せられてしまいますね〜
 















月見亭の周りにはスマホで撮影する方が沢山!私もベストショットを狙ってみました。

自然の美しさに感謝し、清々しい気分で家路につきました。

庭に月見を取り込むならどうする?なんて考えながらよい時間をすごしました。

暮らしのなかにお月見のような少し贅沢なの時間をつくりだすこと、
素敵なイベントですね。

こんな風にな時間を庭ですごしたいなあ、という方、
ぜひ一度お問合せ下さい(^o^)

イメージづくりから一緒にはじめましょう。

ガーデンデザイナー 宮森有子

2017/09/29

庭づくりをお考えの方へ「あなたはどのような暮らしがしたいですか?」

庭づくりを考える時、

あなたはどのような暮らしをしたいですか?

ということを意識してください。

例えば、
森林浴をしているような気分になれる暮らしがしたい、
草花を育てることが大好きで、庭の植物を室内に活けたりできる暮らしがしたい、
などを意識すると、具体的にどんな庭がよいのか知るヒントやアイデアになりますよ。

庭といっても、十人十色。
決まった型はありません。
庭、というと、日本庭園を想像するわ〜と、友人・知人に言われますが^^;
それは、ある時代の特定の人が必要とした庭だからね〜
いろいろあっていいんだよ、と話します。
こういう庭つくってる、と言うと、
「え?こういうのも庭なのね」と固定観念がハズレて、おお!という顔されます。
面白い。

私の施工例はホームページにありますので、よかったらご覧ください^^

↓はpixabay画像
BBQできる実用性のある屋外リビングのような庭


風に揺れる色とりどりの花が咲く、草原のような庭





























樹々に包まれ、まるで山荘にいるかのように感じる庭





お茶の時間や休日の朝に、森林浴してる気分になれる庭

























そして、庭づくりでもうひとつ!意識したいのは、

庭が完成した後のメンテナンスの費用、自分で手入れする時間があるのかどうかを知る、という事。
















癒やしや、楽しみのための庭だけど、手入れが大変でストレスに(T_T)。。
という話も時どきあります。

自分でできる手入れの範囲と、プロにお任せする範囲を分けて考えるのが一般的です。
日常の草取り、ちょっとした草花の剪定はできるけれど、
樹木の剪定、消毒、寒肥はプロに任せる、のが私のオススメです。














さて、話は最初に戻りますが、「どのように暮らしがしたいのですか?」について、
今回は、もう少し具体気な会話をいれて書きたいと思います。

ガーデンデザインのご相談やご依頼をいただいた時、個人邸のお客さまとは、庭以外の話をする時間がけっこう長くなったりします(^^)

ちょっと無駄な時間じゃない?と思われるかもしれませんが、庭とは関係のない話もすることが重要なので、私はこの時間が好きです。あえて、こうした無駄を共有することで、お客様のことを知り、双方の信頼関係が築けるようになり、具体的な庭の話もスムーズに進みます。

何気ないお客様の会話内容で、
「平日は多忙。だから、休日の朝は窓の外を眺めながらコーヒーを楽しみ、リラックスしたい」という場合、何を読み取るかというと、手入れが負担にならないこと!が庭づくりの第一条件と考えます。

そして、次の段階の打合せでは、もう少し具体的になります。

休日の朝に眺めたいのは、何なのか?を話します。
花、樹木、空、窓を額縁に見立てた風景がほしいのか等、じっくりとお話を聞いたり、私から質問したりしながらデザインをまとめていくのです。

「どうしたいのか、よく分かりません」という方でも、「どのような暮らしがしたいのか」という理想はあるはずです。

「よくわからない!」をクリアにするのがデザイナーの役割ですから、安心して無駄なお話もしてください^^埋もれたご要望を私が探します。

困った時、悩んだ時には気軽にご相談ください。

何をどう相談していいのかも分からない!デザイン料金もよくわからないし。。
という方は、ホームページをご覧ください☆

お客さまご自身が気持ちよい毎日をすごすことが、庭にも一番いいのです。

手入れの時間がない、日陰だから、狭い。。。などの理由で諦めないでくださいね♪

悩みがある場合は解決すればよいだけ。

悩みに気持ちと時間をとられるよりも、
「どのような暮らしをしたい?」に焦点をあてて、庭づくりの第一歩を私とはじめてみませんか?

ご連絡をお待ちしております(^o^)

ガーデンデザイナー 宮森有子

2017/09/17

「ほんとうの贅沢ってなんだろう?」ココ・シャネルさんの言葉に感動

「贅沢とは、居心地がよくなることです
そうでなければ、贅沢ではありません」

映画「ココ・シャネル」での言葉です

以前、観た映画なのですが、
しばらくたってから観ると、

映画にちりばめられた言葉の数々が心に響きました。

「贅沢」luxurious
ただ単にお金がある、ということではない。

私は、生活に余剰がある人の特別なお金の使い方、
と思っていました(*^^*)


自分にとって居心地のよい場所をつくること、
が贅沢なんですね。

心地よい人間関係を築く、というのもそうだと思います。
心地よいと感じる場所は記憶に残る。
その集積が庭なのかもしれない。
















庭でいえば、
それぞれの心地よさがある=住まい手にとっての心地よさは人それぞれ

心地よく、安心できる庭空間をつくること。
それが私の役割、と思っています。

あなたにとって心地よい、はどんな空間ですか?

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM

2017/09/16

庭の掃除のコツ、ポイントは、優先順位を決める事

お庭の掃除
どうされていますか?
まとまった時間が取れない時のコツ、ポイントは庭全体ではなく、

掃除する箇所」



優先順位を決めておこなう」こと。


私の場合ですが、
掃除の優先順位を高いものから示すと、こうなります☆

No.1 動線となる通路:丁寧に綺麗に掃く(人が気持ちよく通れること)
     時間がない時はこれだけでもスッキリ^^

No.2 動線に近い植物を整える
     ・下草が通路に伸びすぎていたら、切る
     ・通路を邪魔する枝を切る

No.3 +α、雑草をとる 


これだけで光と風が通り、印象がガラリと変わり、
住まう人の気配を感じる庭になりますよ。

何にもしないと、ボサボサ状態。
光と風が通らないと、人も入りづらくなっちゃいます(*^^*)

「天才バカボン」にでてくる、
レレレのおじさん、尊敬しています。

毎日掃くのは簡単そうでなかなかできないですから。

5分だけ掃除、と決めるのもアリです。
やらなきゃ!と焦る気持ちだけでもスッキリしますよ。

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM