2017/02/04

立春です^_^陽射しをあびながら公園で植物観察 

今年の立春は2月4日。

サクラの樹々にかこまれた公園にはいると、
はあ〜あたたかい^_^
紫外線はお肌にとって、怖いけれど、
今日の陽射しはほんとうに気持ちよかった。

10分くらい居るだけで!気持ちはもう春よ〜

どの植物がどんな場所でどんなふうに生きているか、
観察するのも私にとっては大切な時間。
手前はサクラ。2017年2月4日
陽射しをたっぷり浴びて喜んでいるようにみえる♡


















今日イチバン!公園で目立っていたのはこのピンクの花よ〜
サクラの足元で見事に咲いていたが、名前不明(/_;)
誰かが植えたのか?園芸店にありそうな花?と見当をつけ、
これから気にかけて調べていきます。
スイセンと並ぶこの時期の貴重な花。




















植物は本当に奥が深くて、尽きることがありません。

だからこそ、常にキョロキョロと見ております(*^^*)

虫眼鏡は持ち歩いていませんが、
ムーミン谷のお話にでてくるヘムレンさんみたいに
観察するのも至福の時です。
















植えたい植物を見かけた時は、
どんな場所で元気に育っているかをみると、参考になります。

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM


2017/02/02

もうすぐ節分☆冬空に映える鬼瓦がステキ☆

まだまだ寒い日が続きますね^_^
週末に体調を崩してしまい、気づけば2月!

年齢を重ねるごとに、季節や暦に敏感になるのは
私だけでしょうか。

昨日、初めて恵方巻きの予約をしてみました。

子供たちにとっても、初のイベント♡
「今年はどの方角なん?」と聞かれ、調べてみました。

今年の恵方は北北西、壬(みずのえ)だそうです。

因みに恵方とは歳徳神(とくとくじん)という
その年の福徳を司る神様がいらっしゃる方角のようです。

2月3日は北北西を向いて恵方巻きモグモグに
初挑戦!してみます(^^)

週末の夕方、少し散歩をしていたら、
何故か鬼瓦さんと目があい、撮ってしまいました。
静寂な冬の空に映えます。
2017.1.28撮影 石山寺の鬼瓦 よく見ると愛嬌がある鬼です


















節分の翌日、
2月4日は立春〜
厳しい寒さがつづくと、春の文字をみるだけで、
ワクワクしてきます。
(昔の人はもっと寒かった分、楽しみだっただろうな〜)

次回は、周りにある自然、植物の写真を紹介したいと思います。


ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM

2017/01/29

庭のデザイン(庭づくり)をする時に考えることは何でしょう? ③: イメージづくりから実現へ 編

前回②では、
庭のデザイン(庭づくり)をする時に考えることとして、
「庭のイメージづくり」とイメージスケッチを紹介いたしました。

前々回の内容はコチラ
庭のデザインをする時、最初に考えることは何でしょう?植物選び?イメージづくり?それとも敷地の特徴(日当り、水はけ、風通しなど)?

庭イメージができあがれば、次は具体的なカタチを決めます。

ガーデンデザインの仕事では、
構造物の設計(素材、形、色)を細かく(ディテール)
決め、イメージやその土地環境に合う植物を計画します。


今回は実例をあげて、イメージを共有した後、実現させるまでの作業ポイントをご紹介いたします。

・平面図、立面図、詳細図など描きます。
・図面を描くことで、材料がどれくらい必要か、室内外からの眺めをつくるためにどんな植物をどのように植えたらよいか、を計画できます。


参考として、計画段階の図面と完成時の写真をご覧ください。

(写真上部)平図面と植物イメージ
(写真下部)完成した庭の写真
滋賀県大津市にある工務店さんのモデルガーデン
提案したときの図面の一部。
そして施工後の写真。























作業としては、自分自身で庭をつくる場合も同じです。

簡単でも構わないので、庭全体の平面図:縮尺1/50(どこに何をつくるか、どんな場所にするのか)と植物計画図:縮尺1/50~1/30(高さ、広がり、葉や花の色合い等)を考えてください。

実際に図面を書いたり、植物探しをはじめると、迷いが生じることが多いですが、最初につくったイメージに近い材料、カタチ、色合いを大切にしてください。

自分ひとりではなく、誰かと一緒に庭づくりをする際は、最初のイメージ、全体のイメージスケッチ、そして図面は、同じ目的を共有するうえでとても重要です。

お客さまとガーデンデザイナー、そして造園の職人さんとの仕事においても、同様です。
信頼できる職人さんと一緒に施工に臨みます。














同じ目的に向かって協力することで、施工がスムーズにすすみ、完成した庭はとても清々しい空気に包まれます。

仕事の場合、引き渡し後の庭は少しずつお客さまの雰囲気に馴染み、生長していきます。

まずは、イメージづくり、そして実現にむけてどうすればいいのかを図面に描く。
迷いながらも想像を膨らませる時間も、実現させる作業も楽しみながらすすめましょう。

困った時は、いつでもご相談ください!待ってます^^

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM

2017/01/28

美しい景観は先人達からの贈り物。そう気づくと、普段の景色も違って見える

学生の頃はいろんな映画を観ていました。

今はあまり観ることができないのですが、
NHK「ダウントン・アビー」という海外ドラマだけは、
数年前に出会い、観ています。

20世紀前半のイギリスの貴族社会をえがいたドラマ。

イギリスの田園地帯にある
「ダウントン・アビー」(大邸宅)が舞台。
イギリス、ハイクレア城がドラマのメインロケ地。
ここは今も貴族が暮らしておられるそうです。
どんな景観が広がっているのだろう?

















建物、調度品、衣裳、景色が美しく、
何より会話やコミュニケーションのとり方が独特で、
感動することもしばしば。

「ダウントン・アビー5」では、
時代の荒波により貴族社会も大きく変化します。

大邸宅の主、父と長女が
広大な領地をどう扱うのか思案し、会話する場面。

領地を開発して家をつくり利益をえる計画について、美しい領地を眺めながら父と長女が話す場面に感銘を受けたので紹介します。

ダウントン・アビーの主、父がこういいます。
開発はする。利益も追求するが、みんなが愛するこの美しい村は守る。間違っているか?」

長女「いいえ、間違っていないわ」

ドラマのセリフですが、心に響く言葉でした。

今、あたり前のように享受している目の前の景観は先人からの贈りものである、ということです。

私たちも次の世代に残す景観をつくっている、ということを忘れずにいたい。
















庭は個人のものですが、少し離れてみてみると、それは周りの方にとっての景観の一部。

景観の一部だということも意識して、
お客さまに喜んでいただける庭をつくりたい。

「あたり前のこと」に改めて気づかせてもらえるセリフでした。

毎日、何気なく見ている景色に先人達の気配を感じずにはいられません。

あなたが大切にしたい景色はなにですか?

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM


2017/01/27

「北欧のしあわせな生き方を知るおはなし会」☆心地よい時間と刺激☆ありがとう

先週末、
友人に声をかけていただき、
「北欧のしあわせな生き方を知るおはなし会
〜スウェーデン、デンマークの旅」に参加し、

心地よい時間と多くの刺激をいただきました。

ゲストスピーカーに、
インテリアプロデューサー/空間収納デザイナーの
香取美智子さん。
軽快でとても分かりやすい説明で、
北欧のデザイン、生き方、風景写真などをみせてくださり、

まるで北欧の旅にでている気持ちになりました。


第2部のトークショーでは、
心に残る言葉を授かりました♡

デンマーク特有の言葉
Hygge (ヒュッゲ)
心からくつろぐ時間と空間をもつ、とか
仲間をふくめ、自分と向き合う時間ということのようです。

心穏やかになれる時間と空間をもつということでしょうか。


ぼんやり庭を眺めたり、
友人と楽しい時間を過ごしたり、
という画が私の頭には浮かびました。
庭に遊びにくる小鳥をみると、穏やかな気持ちになります。
写真(ヤマシジュウカラ):pixabayより
















デンマークは、
2016年、世界幸福度ランキング(国連調査)1位。
今回のイベントでは
トップ10には北欧の国が多くはいっている、と知りました。

日本は?  53位です。
悪くはない。これから\(^o^)/


気のおけない仲間と気持ちよい空間で
お酒とお喋りを楽しむこと。

それが、今の私にとってのHyygeかもしれません(*^^*)

ゲストスピーカー
住まいの外空間デザイナー 富田ちなみさん

ファシリテーター
ドックトレーナー 西川恵理菜さん

楽しいイベントをありがとうございました!

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM

2017/01/24

庭のデザイン(庭づくり)をする時に考えることは何でしょう?②:イメージづくり編

前回、
庭のデザイン(庭づくり)の第一歩として、
「イメージづくり」をお伝えしました。
前回の記事はコチラ↓
庭のデザインをする時、最初に考えることは何でしょう?植物選び?イメージづくり?それとも敷地の特徴(日当り、水はけ、風通しなど)?

仕事では、
庭のご要望内容やお打合せ時の何気ない会話からイメージをつくります。

お客さまにイメージスケッチをみていただき、確認と共有をすると、一緒に庭づくりをしているんだ!という一体感があります。

スケッチをきっかけに、話が盛り上がり、好きな場所やお気に入りの風景など、思い出していただける時もあります。

そこからイメージを練り直したり、深めたりすることもあります。
この出発点を私はとても大切にしています。
お客さまにはイメージスケッチをみていただきながら、
説明することが多いです。


















これから庭づくりをお考えの方は、最初のイメージづくりを大切にしてみて下さい。
「明るい森が好き!」なら、こういった感じでしょうか。
写真や絵葉書もイメージづくりに役立ちます。
















いつも眺める庭、毎日通る玄関アプローチや駐車場も、イメージがあると植物や構造物を選ぶ時に統一感がうまれ、お気に入りの空間をつくることができます。

もし、イメージがバラバラであれば、好きの優先順位をつけてみましょう。
敷地全体を雑木林のようにしたいのか、リビングからの眺めだけは華やかな楽園のようにしたいのかなど、家族会議でも自問自答でもやりやすい方法でいいです。

それぞれの場所のイメージをしっかりとつくったら、それらをひとつの物語にまとめます。

道路から玄関までは明るい草原を歩き、リビングにたどり着くと、まるで明るく爽やかな森を思わせるような景色が広がる、といった感じ。

庭は、人それぞれの想いがつまっている空間なので、自分が好きと思える心地のよい場所にしてください。

そのためにも、イメージづくりは大切です。

次は、実現に向けてのステップにまいります^^

次回のブログ
庭のデザイン(庭づくり)をする時に考えることは何でしょう? ③: イメージづくりから実現へ 編


悩んだときは、お問合せください。
一緒に庭づくり、もいいものですよ!^^


ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM

2017/01/20

庭のデザインをする時、最初に考えることは何でしょう?植物選び?イメージづくり?それとも敷地の特徴(日当り、水はけ、風通しなど)?

さあ、庭をつくろう!と思った時、
最初に何を考えますか?

「庭づくり?なんだか難しそう。。」と気負わずに。

ご自身の好きな場所や映画のワンシーンなど、自分の好きな雰囲気(室内イメージもok)、ワクワクする風景を思い出してみてください。
もちろん、この樹木が好き!とかもアリです。
毎日眺めたい好きな雰囲気や風景を思い出してみる(^o^)











そこが出発点です。
庭づくりを依頼するにも、ご自身でつくるにも、最初の出発点が大切。

「好きな場所や雰囲気?ぱっと思いつかないわ」という方もいらっしゃると思います。

その場合は、誰かに話てみるといいですよ。記憶の彼方にあるかもしれませんが、きっと浮かんできます。

庭のイメージづくりって何?

例えるなら、美容院で「こういう髪型にしてください」という時に、理想の髪型をスマホに保存して美容師さんに見せますよね。ああいう感じです。

どんどん好きな写真や雑誌の切り抜きを集めていきましょう。
草原が好き!のイメージならこんな感じですね。















庭をつくろう!という時、好きなイメージがあると、庭のテーマができたようなもの。
楽しくなってきます。

もし、異なるイメージがあっても焦らずに。一見バラバラなイメージもひとつの物語としてつなげたり、庭をシーンごとに区切って景色を展開させたりするのも面白いと思います。

イメージ集めまではできたけれど、混乱(*_*;しちゃったら、堂々と!プロに頼ってください。

庭全体のイメージがまとまれば、具体的にどんな植物でどんな構造物がいいか?を見つけやすくなります\(^o^)/

庭づくりをお考えの方は、好きな場所や映画のワンシーンなどからもイメージづくりをしてみてくださいね。

私は、そうした最初の一歩を大切にしています。

ご要望内容や打合せ中の何気ない会話からイメージを引き出して、庭のスケッチをお客様にみていただくことにしています。
(次のブログも参考にしてみてください→庭のデザインをする時に考えることは何でしょう?②植物選び?イメージづくり?それとも敷地の特徴(日当り、水はけ、風通しなど)? :イメージづくり編

もっと詳しく知りたい!という方は、庭ができるまでの様子をホームページの施工例1で紹介していますので、ぜひご覧下さい。

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM