2017/09/08

夏の旅☆報告:フィンランド②

フィンランドデザイン、とてもシンプルで合理的。

家具は日本でも人気ですよね。
日本人の観光客が多いのか、親日的なのか、
ヘルシンキ国際空港は「出口」の表記があってビックリ!
北欧家具の人気が影響しているのかな。

少し話がそれますが、影響、といえば、

1867年第2回パリ万国博覧会で日本の浮世絵などが出展され、
ヨーローッパは日本の影響を明らかに受けている、
と絵画を見ても分かります。

モネは着物の女性を描いたくらいです。

お互いに影響を受けていたことを知ると、
ますます興味深くなります。

本題に戻り、
フィンランド、北欧デザイン。家具を見てきました。
昨年、アカデミア書店のあるから移転したそうです。
この建物は以前は銀行、とのこと。
見ているだけでウキウキするわ〜






































どれもシンプルです。
そして美しいフォルム

自然光や照明の光は永く寒い冬がある国だからこそ必要。

今回は訪問できませんでした(;_;)が、
アルヴァ・アアルトの自邸を写真でみると、
自然光をいかに取り入れるか、
を感じずにはいられません。窓が大きい!

日本は夏の強い陽射しを柔らかくし、湿度調整もできる障子がある。
気候とデザインの関係は興味深い。

翌日は飛行機の窓から美しい景色を撮り、ハイテンション。
ほんと!沢山の湖、そして森がある〜

















フィンランドの森林率は世界第1位☆70%を超えてます。

(※森林率=国土面積に占める森林面積)

日本は第3位!70%を少しきっています。

「え〜〜第3位なのに、しかも滋賀に住んでいるのに、
私、森を身近には感じない」が正直な感想。

誰かの所有物である、という感覚が染み付いてるからかなあ?

森の散歩は本当に気持ちよくて、心も体もいきいきしてきます。

そんないきいきとした気持ちにしてくれる庭、
を提案していきたい!と再確認できたフィンランドの旅でした。

ドイツ、チェコへも訪問しましたので、
また書きます!

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM

2017/09/05

夏の旅☆報告:フィンランド①

お盆休みから2週間の旅にでておりました。

記憶にとどめておきたいシーンをご紹介いたします。
私目線でのお気に入り写真です(^o^)
映画「かもめ食堂」に登場した、ヌークシオ国立公園
ココはヘルシンキ市内から車で約1時間程。数時間の滞在でしたが、
強烈な印象。



















上図と同じ国立公園内。エリカ?と思ったけれど、調べると
ギョリュウモドキのようです。同じツツジ科なので似てます。
ブルーベリーも自生しており、土壌は酸性やなあ、心の中で独り言。
家族はそんな発言にはかまってくれません〜そりゃそうだ!





















??と思われることを承知でこの写真。
地面、土が気になり撮りました。






















ヌークシオ国立公園の澄んだ空気と美しい森、自生する植物。
旬を過ぎていましたが、ブルーベリーを見つけ、採って食べていました!
森はみんなの共同財産なので、ちょっと食べるくらいなら怒らたりしません
まるで、森の動物になった気分で散歩を楽しめます(^o^)
うちの子たち(7歳と9歳)は、この森でずっと過ごしたかった、そうです。
市内観光になると「もう疲れた〜」と頻繁に言ってました(*^^*)

心も体も深呼吸〜ほんとに気持ちのよい数時間でした。
私はここで泊まりたかったぞ〜

そうそう、きのこ狩りは今、この時期だそうです。
ムーミンのお話にもでてくるきのこ狩りしたかった。
ヘルシンキ大聖堂(↓の写真)の近くで見つけた可愛いアメ。
今年はフィンランド独立100周年!
いたるところでムーミンに出会えました♡


































旅気分を盛り上げてくれたフィンエア!ありがとう〜
機内デザインに高揚し、撮りましたよ。フィンランドの国旗ですね〜
そしてブルーの照明は到着間近になると、オーロラに!


















その土地の自然環境と歴史、そこから生まれた芸術、デザインを見つめる旅となりました。
次回はフィンランドデザインをUPします。

沢山の刺激を受け、リフレッシュしてきましたので、
お仕事に還元していきます!

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM