2016/09/07

庭木で注意したい害虫〜テッポウムシ編〜根元に木クズを見つけたらすぐに対処を!

9月にはいりました。
朝晩が少し涼しくなってきましたね。

植物たち、真夏の暑さに耐えて、よくがんばったな〜
ありがとう♡と、この時期はいつも思います。









感謝の気持ちを込めて、
先日、
自宅の植物をじっくり眺め、簡単な手入れをしました。
で、見つけてしまった(T_T)。。。。。。。


テッポウムシの食害の形跡をみつけるpoint! は、樹木の根元の木クズ


幹のなかに確実にいます。

注意!ムシ写真が苦手な方はココから先の写真はお気をつけ下さい!

放置しないようにしましょう。
幹のなかでテッポウムシが確実にガジガジしてます(T_T)















この時期、
水やり&手入れがてら、庭木の足元も見てあげてくださいね〜
そして、早めの対処を!

では、テッポウムシ

みつけてしまったらどうするか。

私はダブル作戦

作戦1
 針のように細いノズルがついたテッポウムシ用スプレーを使用。
(ホームセンターにあります。)

・木クズを歯ブラシなどで取り除き、

・テッポウムシがひそむ穴(樹木の根元)を探しだして、噴霧!
→短時間で済みますが、確実ではありません。

なので、また数日後に観察しましょう。
もしも新しいオガクズがでているなら↓次の作戦

作戦2
 ・細い針金(15cmは必要かも)で地道にその穴を探り、
(針金の代用に、髪用のUピンなどを伸ばしてもいいかも)

・テッポウムシをプツっとやつけるしかない(ゴメン!)
針金を引き抜いて、先端が湿っていれば、命中しているかと...
→根気のいる地味な作業ですが、命中率高し。

今回、どうしたかというと、
スプレーしてもまだ木クズがでる箇所があったので、
根気よ〜く針金で穴を探しだし、
テッポウムシ発見&退治、で完了。

しゃがんだ姿勢での作業は汗だくです(*^^*)

でも、庭に向き合って汗を流すのはいいものですね。スッキリ!

だってね、庭木がガジガジと内部からかじられてるのって本当に可哀相です(想像してみてください)下手したら、枯れますからね。お金に換算して、植え替えになったらもう、かなりの出費ですよ。。

因みに、↓は作戦2の写真。

木クズがでていた穴がA。

そして

針金で穴を探っていくと...B地点でテッポウムシ発見
穴を探る作業中に針金を少し動かすだけで、樹皮がぽろぽろと
とれてしまう(T_T)



















体長2㌢程ですが、木クズがでているのに放置したり、
大量に発生している場合は樹木を枯らすこともあるので、
油断できません。



















樹木に大きなダメージを与える害虫です!!!

樹木の中で成虫(カミキリムシ)となり、外界へ出てくるんですよ。。しかも、幹に直径1センチ程の穴をあけて(;O;)許せん!
(ゴマダラカミキリの場合)

散歩していても、
モミジなど、幹の足元あたりに直径1㌢もの穴をたまに見かけます(;_;)

それは
カミキリムシが成虫となってでてきた痕です。なので、もうそこに奴はおりませぬ。

木クズを発見して、お手上げ状態の方は植木屋さんに頼りましょう。

来年は、寒肥と一緒にテッポウムシ対策を
植木屋さんに依頼しようかと思っています。

庭はつくってからの手入れが大切。

そして、手入れにかける時間や費用を考慮して、庭づくりすることをオススメします。

できる範囲でok!
猛暑を乗り越えてくれた植物の観察、そして手入れをしてみましょう。

植物も応えてくれます。
人と植物の交流ですね〜

次のブログは、イラガ。(大量発生ではない場合)
※ 薬剤散布の駆除ではありません。

を紹介しようと思います。

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM

2016/08/28

旅ノート① 20年ぶりにボートン・オン・ザ・ウォーターへ

人と自然がつくりあげる美しい風景
ボートン・オン・ザ・ウォーター


残暑お見舞い申し上げます。
仕事を休んでいた間、旅をしておりました。
何度かにわたり旅ノートとして紹介したいと思います。

この夏は、海外へ行く機会に恵まれたので、
庭に興味をもつきっかけとなった地を含め、
いくつかの都市を訪ねてきました。

ボートン・オン・ザ・ウォーター
イギリスのコッツウォルズ丘陵地にあります。



20年前と変わらぬ美しさでありますように...
と祈る気持ちで道中ドキドキ。

が、心配無用でした!
2016.8撮影





















やはり美しい。
あ〜よかった〜
なぜだか、ほっ〜と安心した(*^^*)
美しい風景に再会する安堵感ってありますよね〜

さらさらと流れる川、キラキラ光る水面、そして水鳥たち。
川岸に広がる芝生でゴロンと寝転がる人、
ベンチに腰掛けてお喋りしている人。
木もれ日につつまれた、とても贅沢な時間と空間。

これからもずっと、美しい風景であってほしい

















今回、とてもラッキーだったのは
川の掃除をするおじさんをお見かけしたこと。
手入れの大切さが身に沁みました。(やっぱり手入れですね!)

自然がうみだす美
人と自然がつくりあげる美
人がつくりあげた美

この地は、人と自然がつくりあげる美しい風景。
庭づくりもそうだよな。

20年前とほぼ同じ位置から撮影してみました \(^o^)/ 2016.8



















↑ 学生の時の思い出の旅写真〜ポケベル?の主流の時代よ☆ 1995.9
この写真記事
「私がガーデンデザイナーになったきっかけは友人との旅♡感謝」
もよかったらご覧下さい!


















学生の頃から心の奥で、チカチカと光っていた
ボートン・オン・ザ・ウォーターの風景。
その美しさの正体を
この夏、少〜し捉えたような気がしました。

旅ノート①を読んでくださりありがとうございます。
ボチボチですが、続きをUPしますので、時々のぞきにきてくださいね。

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