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2015/09/24

庭木の水やりの目安って?〜ヤマボウシ編〜

今回は植えたばかりの庭木の水やりについて

水やりの大切さをご存知の方は多いと思います。
では、「たっぷりと水をやる」って、
具体的にはどれくらいなのでしょうか。
「たっぷりと水やり」の解釈って、人によってさまざまですね。

私の場合、
高さ3Mの庭木(例えば、ヤマボウシ)なら、
土が飛び跳ねず、表土が流れないようにシャワーを調節して、
3分は水やりします。
じわ〜っと水が土の深くまでしみこんでいくのをイメージするのもいいですね。

※勢いのよいシャワーの水は表土を流れるだけで、地中深くまでしみこみにくい
※ 猛暑日が続く場合、1日2回、朝晩の涼しい時間帯に毎日行います
※ 植込み後の2〜3年は特に水やりが大切です
根付くと、自分で水を探すことができるようになってきます
(でも、連日猛暑が続く時は水やりが必要です)

葉先が茶色になり、パリパリでも枝が枯れていなければ、
芽吹きの時期まで様子をみて、乾燥、晴天が続く時は水やりを行う。
諦めずに根気よく!

枝や木そのものが枯れていなければ、芽吹きが期待できます!
枝が枯れている場合は、少しに力でポキっと簡単に折れてしまいます
コレが枯れているかどうかの目安。
太い枝は新緑の頃に、芽吹いているかどうかを確認。
葉が出ないようであれば、枯れてます。

そして、翌年のGWの乾燥、猛暑日、秋の乾燥時、
水やりに気をつければ、次第に庭木は応えてくれます。
愛情もらい元気に育った庭木は、気持ちよい時間をとどけてくれます






















因みに、枝が生きている場合、簡単には折れず、
力を加えるとしなります。


こうして様子をみてあげることが本当に大切なんです。
病気や害虫にも早く対処してあげられます。

人と同じで植えてから3年間が重要。
その後は過保護にならない程度に見守ること(^^)
植えたての頃と同じ頻度で水をやる必要はありません(猛暑日を除いて)
「いつも水をもらえるから〜頑張って根をはらなくて大丈夫♪」
と甘えてしまいます。


それでも沢山の葉が枯れる、庭木が枯れる場合、
日当り、水はけ、風通し等が原因かもしれません。
植えてある環境から見直すことも時には必要です。

ミヤモリデザイン事務所

2015/09/15

庭を彩るアイテム:水鉢編


とても涼しく、
気持ちよい季節になりましたね。

手入れできないままだった庭の雑草、
気づいた時にだけ、
素手でちょっとずつ掃除しています。ヒンヤリした葉の感触が好き!
しっかりと掃除する時は必ず手袋をしましょう。

水鉢を見ると、水が澄んでいて癒されます。

水と植物だけだと、夏期にボウフラさんが発生し、
(T_T)好ましくない様子になってしまいますよね。
対策はなんでしょうか。
GWに飼い始めたメダカとエビのお陰!でしょう。
ブログ初日に掲載した写真




















↑の水鉢にはメダカとエビが暮らしています。
因みに鉢には赤玉土を入れています。
メダカ、エビ、水草を買った時
「こものメダカ倶楽部」さんに教えていただきました。

エビは水草も食べていますが、
それなりにバランスがとれているようで、
互いに上手く暮らしています。自然の営みに感謝♡

水鉢内の手入れはほとんどしていません。足し水くらいです。
明るい日陰が好ましいです。
(上の水鉢は朝日1〜2時間が当たる場所)

大きな水鉢なら
水面に映る月見が楽しめるでしょうね。風流〜

ミヤモリデザイン事務所






2015/09/10

アジサイの花

花を楽しみたいのに、咲いてくれない。。
と相談されることがあります。

剪定の時期が大切なんです。
(原因が分からないことも時々ありますが)

今回はアジサイ編

実は、時期を間違えていて花芽も切ってしまっていた!なんてことがあります。

花を楽しみたい方は、
秋までに剪定しましょう。
翌年の花を見たい方は、
花芽が形成される秋以降の剪定は、NG。

数年前、実家でも同じことがあったんです(*^^*)

アジサイ ’スミダノハナビ’ 
母から「花が咲かない」と言われておりました。

引き取った後、
水やりだけ注意して放おっておくと、見事に咲いたのです。
こまめに手入れをする母は花芽をつんでしまっていたんですね。
http://ymyuko.blog.fc2.com/blog-entry-16.html






































個人的な話ですが、
私はのびのびとしたアジサイの姿に惹かれます!

2015/09/08

庭にまとまりがほしい方、どこから庭をつくればいいか分からない方へ「庭全体のゾーニングはできていますか?」

「庭づくり、さて、何からはじめましょうか?」


ホームセンターや園芸店で材料や植物をみると
どんな庭にしようかな、早く植えたい!
ってワクワクしますよね(*^^*)

そして、植える。花が咲き、季節がめぐり、気づくと、、
「あれ?なんだかごちゃごちゃしてまとまりがなくなった〜(TOT)」
「どうしよう」

実際に、ご相談でうかがう話です。

では、そうならないためにどうすればいいのか?

ご自身で庭づくりをされる場合、

ワクワクの気持ちを大切にしながらも、
以下の作業を最初に行います。

1.その土地環境(日当り、水はけ、風通し、地形、土、形状等)を知る
2.庭のゾーニング


1.の土地環境について、自然がお好きな方は分析もなされていることが多いので、

今回は、庭のゾーニングについて書きます。

簡単に言うと、空間の役割を決める、ということ。

例えば、道路から玄関までのアプローチ、駐車場、くつろぎスペース、菜園(作業)、花壇、部屋からのメインの眺めにする、等。

空間の役割を決めていくことを、ゾーニングといいます。


建物でいうと間取りにあたるでしょうか。
キッチン、ダイニング、リビングetc...

庭(屋外空間)にまとまりがほしい方、はゾーニングを意識してください


日当たり、水はけいい場所を観察して、適材適所に植物を植えていくのはもちろん正解!です。ですが、まとまりのある庭を目指す場合は、紙に庭のゾーニングを書いてみることをオススメします。

ゾーニングはとっても地味な作業ですが、庭づくりの要。

お部屋と同じように、役割に合わせて、部屋から眺めるための鉢や草花の位置や高さ、
寛ぐためのテーブル&イス等の置き場所を決めてみてください。

庭全体がまとまり、落ち着きがうまれます。

できることから少しずつ行うのがポイント。

まるでリフォームしたかのように、心弾みます♪
庭の計画を提案させていただいたN様ご夫妻の庭
ご依頼のきっかけは、
「植物が好きで色々と植えたら、庭のまとまりがなくなった」
というご相談からでした。
↑写真は、お施主様が図面を見ながらつくられたDIYデッキ&パーゴラ。
そして、庭で取れたレモンとトマトです(*˘︶˘*).。.:*♡




















自分でがんばってはみたけれど...

もうどうしたらよいのか分からない!
とお困りの方は、気軽にご相談ください。
待ってます^^

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM



過去のブログについては下記をご覧ください(^^)
http://ymyuko.blog.fc2.com

2015/09/03

DIYデッキ&パーゴラのある庭 Part1


本日、二度目の投稿です(^_^;)
私の場合、植物だけでなく、構造物も扱います。
デッキとパーゴラは部屋からの眺めをつくる額縁となり、
室内と外をつなぐ役目をしています。
デッキは屋外リビングとしてもお使いいただけるよう、広めにしました。






















お施主さまご自身で、施工。なんと!木材、道具も全て準備なさいました。

私は?というと、
庭全体のデザインを提案し、
デッキ&パーゴラの詳細図面、模型の制作→その後、職人さんが束石を施工。

その先の施工は、全て、お施主さま(^o^)

正直申しますと、お施主さま作業中の怪我等が心配でした。

造園や建築とは違う、お仕事をなさっていますから。
そして、限られたお休みの日に屋外での作業。
しかし、そんな心配は無用でした。

「建築好き」のお施主は、週末を利用して、まもなく完成✨

あまりにも感動して、撮影させていただきました。

職人さんの道具や私のリュック等がデッキに置いたままだけど、撮影。

限られたお休みにこつこつと積み上げてこられたんだな〜と思うと、
感動の涙(T_T)ううっ


↓は実際の打合せで持参したもの

デッキ&パーゴラの模型


これを見て、
お施主さまの「建築好き」魂に火がついたそうです^^
デッキ&パーゴラの詳細図面と模型を使ってプレゼンしました
立体になるとお互いの理解が深まり、会話も弾みます






















複雑な構造物やお部屋からの見え方というのは、図面だけでは伝わりにくいので、できる限りお施主様にイメージしてもらいやすいように模型やイメージスケッチを駆使します。どんなものができあがるのかが分かると、職人さんにも伝えやすいですし。


私の役割は、庭づくりに関わる人が全員が、同じ目的とイメージを共有してもらうこと。

さて、デッキ&パーゴラの完成後はいよいよ植物の植込み♡

そこからは奥様がご担当です!庭は素敵なご夫婦のコラボ作品。
いいなあ〜

植物好きの奥様からのご相談からはじまった庭の提案でしたから、
本当に楽しみにしてくださっています(^^)

「好きなものを植えて楽しんではいるけれど、もう少しすっきりさせたい!いちど庭を見にきてもらえるかしら・・・」

のひと言から庭づくりの提案がはじまりました。

最初のご依頼内容は庭全体のラフ図面作成、だったのですが、話が盛り上がりデッキ&パーゴラ図面、植栽計画図まで作成することになりました。

(※ご相談については、ホームページの「庭ができるまで」をご覧ください。

秋からは植物が入り、
また新たなドキドキワクワクがはじまります。

お施主さまとつくる庭づくり。
参加させていただけることに感謝いたします。

PS.
N様ご夫妻へ〜写真掲載のご協力有難うございました

ガーデンデザイナー 宮森有子

引っ越し。。

今まで使っていたブログの文章、写真を全てを移行できるかな。。

雨の日が続きます。
猛暑で疲れた体を休めて、
秋の活動に向けて充電ですよ。

そうそう、今年のGW頃に飼い始めたメダカ&エビ達。

メダカは1匹になってしまったけれど、
エビは繁殖しておりますよ〜〜
小さくても、立派なエビの姿をしている。
残念ながら、、メダカさんしか写せませんでした〜























※ メダカ、ヌマエビ?、水草は
滋賀県米原市にあるローザンベリー多和田さんのイベントにこられていた
「こものメダカ倶楽部」さんで買いました。